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【ドラクエ6】キャラ別最強職業プラン|おすすめ転職ルートで全キャラを極める

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目次

【ドラクエ6 職業】最強育成ルートは?全職業のデータとおすすめ転職プランを完全攻略

ドラゴンクエスト6(ドラクエ6)の冒険を語る上で絶対に欠かせないのが、キャラクターを自由自在に育て上げる「職業」システムです。

このシステムは、ドラクエシリーズの中でも特に戦略性が高く、どの職業を選び、どのように育てていくかによって、旅の難易度や楽しみ方が大きく変わります。しかし、その選択肢の豊富さゆえに「どの職業がおすすめなの?」「最強のキャラクターを育てるにはどうすればいい?」と、冒険の途中で手が止まってしまう方も多いのではないでしょうか。

この記事では、ドラクエ6の全19種類にも及ぶ職業に関する詳細なデータから、キャラクター一人ひとりの個性を最大限に活かす最適な転職ルート、そして究極の職業「勇者」への道を、専門家の視点から徹底的に解説します。

SFC版とリメイク版(DS・スマホ)の細かな違いにも触れながら、初心者からやり込みプレイヤーまで、すべての冒険者の皆様のドラクエ6攻略を万全にサポートする、決定版とも言える情報をお届けします。

 

ドラクエ6の職業システムとは?まずは基本をわかりやすく解説

ドラクエ6の物語中盤、多くのプレイヤーを苦しめたであろう魔王ムドーを撃破した先に待っているのが、聖なる「ダーマ神殿」です。

ここで、キャラクターたちの新たな可能性を切り開く「転職」が、ついに解禁されます。

まずは、この奥深く、そして魅力的な職業システムの基本的な仕組みから、じっくりと理解を深めていきましょう。

 

転職システムの仕組みと熟練度(星)の上げ方

ドラクエ6における転職システムの最大の魅力は、ドラクエ3とは異なり、転職してもキャラクターのレベルが1に戻ることがない点です。

ダーマ神殿を訪れれば、いつでもペナルティなしで自由に変更できます。

各職業には「熟練度」という尺度が設定されており、これは敵との戦闘に勝利した回数を重ねることで上昇していきます。

重要なのは、キャラクターのレベルではなく、あくまで「勝利した戦闘の回数」で成長するという点です。

この熟練度は星(★)の数で分かりやすく可視化され、星が8つに達すると、その職業を「マスター」したことになります。

一度習得した呪文や特技は、他の職業に転職しても永久に忘れることはありません。

これが、キャラクター育成における戦略の根幹をなすのです。

 

職業ごとのステータス変化とマスター特典(ボーナス)とは?

それぞれの職業に就いている間、キャラクターのHPやちから、すばやさといった各種ステータスが、職業ごとに定められた割合で変化します。

例えば、屈強な「戦士」になればHPとちからが10%上昇し、知的な「魔法使い」になればかしこさが20%上昇するといった具合です。

このステータス変化は、その職業に就いている間だけの一時的な効果であり、戦闘における役割を明確にするものです。

一方で、職業をマスター(★8)すると、「マスター特典」として永続的なステータスボーナスが得られることがあります。

例えば、バトルマスターをマスターすれば「ちから+20」、賢者をマスターすれば「さいだいMP+20」、パラディンなら「さいだいHP+20」といった強力な恩恵が、他の職業に転職した後も永続的にキャラクターに引き継がれます。

ただし、このマスター特典は一部の上級職などに限定されており、どの職業をマスターさせるかは長期的な育成計画において非常に重要になります。

 

SFC版とリメイク版(DS/スマホ)での違いはある?

ドラクエ6はスーパーファミコン(SFC)で発売された後、ニンテンドーDSやスマートフォンアプリとしてリメイクされました。

これに伴い、職業システムにもいくつかの重要な違いが生まれています。

最も大きな違いとして挙げられるのが「魔物使い(リメイク版では魔物マスター)」の仕様変更です。

SFC版では、魔物使いの熟練度を上げることで、スライムナイトをはじめとする多種多様なモンスターを仲間にできましたが、リメイク版ではこのシステムが変更。

仲間になるモンスターがスライム系の一部に限定され、主にストーリー上のイベントを通じてパーティに加わる形になりました。

これにより、リメイク版では戦力として計算できる仲間モンスターが減少し、人間キャラクターの育成がより重要になっています。

また、リメイク版では仲間キャラクター「テリー」の性能が大幅に強化されています。

SFC版では戦士のみをマスターしていましたが、リメイク版では加入時点で戦士、武闘家、魔法使い、僧侶の4つの基本職をマスター済み。これにより、加入後すぐにバトルマスターや魔法戦士といった強力な上級職に就けるようになり、即戦力としての価値が大きく向上しました。

 

ドラクエ6の全職業一覧と上級職への転職条件

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ドラクエ6には、ダーマ神殿解放後すぐに転職できる9つの「基本職」と、特定の基本職を極めることで初めてその道が開かれる7つの「上級職」、そして特別なアイテムによって転職できる3つの「モンスター職」が存在します。

ここでは、それぞれの職業が持つ特徴と、憧れの上級職へと至るための具体的な条件を詳しく解説します。

 

基本職10種の習得特技とステータス補正一覧

冒険の基礎を築く基本職は全部で10種類。それぞれが冒険に役立つ個性豊かな特技や呪文を習得します。

「戦士」は高いHPとちからでパーティの物理攻撃を担い、「もろばぎり」「まじんぎり」といった一撃必殺の技を覚えます。

「武闘家」は高いすばやさと会心の一撃率が魅力で、序盤から終盤まで活躍する「せいけんづき」が代名詞です。

「魔法使い」「メラミ」「ベギラマ」といった強力な攻撃呪文のエキスパートですが、HPとみのまもりが極端に低く、非常に打たれ弱いのが特徴です。

「僧侶」「ホイミ」「スクルト」など、回復と補助に必須の呪文を習得し、パーティの生命線を握る重要な職業です。

「踊り子」は高いすばやさと身かわし率を誇り、敵集団を無力化できる「メダパニダンス」が非常に強力です。

「盗賊」は戦闘後にアイテムを盗むことがある特性に加え、ダンジョン探索を快適にする「しのびあし」「とうぞくのはな」を習得します。

「魔物マスター(SFC版では魔物使い)」はモンスターを仲間にする能力が最大の特徴です。

「商人」は戦闘後に追加のゴールドを得られるほか、敵全体の動きを止める「おたけび」で戦闘を有利に進めます。

「遊び人」は命令を無視して遊んでしまう困った特性がありますが、熟練度稼ぎに必須とも言える特技「くちぶえ」を覚える唯一の職業です。

 

上級職9種(勇者・ドラゴン含む)の習得特技とステータス補正一覧

上級職は、基本職を遥かに凌駕する圧倒的な能力を秘めています。

「バトルマスター」は戦士と武闘家を極めた物理攻撃の究極系。非常に高い攻撃力に加え、敵の直接攻撃を打ち払って無効化することもあります。

「魔法戦士」は戦士と魔法使いの道を極め、「バイキルト」で攻撃力を高めつつ、「メラゾーマ」などの強力な攻撃呪文を放つことができます。

「パラディン」は武闘家と僧侶の能力を兼ね備えた聖騎士。味方を守る「におうだち」や、強力なグループ攻撃「しんくうは」を習得し、攻守にわたって活躍します。

「賢者」は魔法使いと僧侶をマスターした呪文のスペシャリストであり、特技や呪文の消費MPが少なくなるという非常に強力な特性を持っています。

「レンジャー」は盗賊、魔物マスター、商人の3つを極めた探索のエキスパート。

敵から格段に逃げやすくなるため、シナリオを素早く進めたい場合に役立ちます。

「スーパースター」は踊り子と遊び人を極めたパーティの人気者。

味方全体をMP消費なしで回復できる「ハッスルダンス」は、冒険の要となる最重要特技の一つです。

「勇者」はすべての職業の頂点に立つ存在。

攻守に優れた万能な特技に加え、毎ターンHPが自動で回復するという、まさに究極の職業です。

これらに加え、特別なアイテムで転職できる「ドラゴン」は圧倒的な攻撃力を誇るブレス攻撃を、「はぐれメタル」はほぼ全ての呪文や特技を無効化する鉄壁の防御能力を誇ります。

 

なりたい上級職はどれ?転職に必要な職業の組み合わせ早見表

憧れの上級職への道は、地道な基本職のマスターから始まります。

例えば、パーティの主砲となる「バトルマスター」を目指すのであれば、まず戦士と武闘家の両方の職業をマスターする必要があります。

同様に、呪文の全てを操る「賢者」への道は魔法使いと僧侶を、仲間を守る聖騎士「パラディン」への道は武闘家と僧侶を、そして剣と魔法を両立する「魔法戦士」への道は戦士と魔法使いの熟練度を、それぞれ最大まで上げなければなりません。

少し特殊な転職条件を持つのが「レンジャー」で、これは盗賊、魔物マスター、商人の3つの職業をマスターすることが条件となります。また、パーティのムードメーカーであり、回復の要でもある「スーパースター」は、踊り子と遊び人を極めることで転職が可能になります。

どのキャラクターにどの上級職を目指させるか、その組み合わせを計画的に考えていくことが、効率的なキャラクター育成における最大の鍵となるでしょう。

 

【攻略の最短ルート】ドラクエ6のおすすめ職業・転職ルートを徹底解剖

キャラクターをどう育てるかはプレイヤーの自由であり、それこそがドラクエ6の醍醐味です。

しかし、よりスムーズに物語を進めるための、いわゆる鉄板と呼ばれる効率的な育成ルートが存在します。

ここでは、代表的な2つの最強ルートと、冒険の進行度ごとにおすすめの職業を紹介します。

 

【物理最強ルート】バトルマスターから勇者を目指す王道の組み合わせ

攻撃の要となる物理アタッカーを育成するならば、まず武闘家をマスターして、単体攻撃として非常に強力な「せいけんづき」を習得させましょう。

その後、ちからを底上げするために戦士をマスターすることで、上級職である「バトルマスター」への道が開かれます。

バトルマスターは全職業の中でもトップクラスの攻撃力を誇り、その圧倒的な火力はストーリー終盤のボス戦からクリア後の隠しダンジョンまで、あらゆる場面で頼りになります。

特に、元々のちからが高いハッサンのようなキャラクターには最適な、まさに王道と呼ぶにふさわしい育成ルートです。

 

【呪文最強ルート】魔法使いから賢者を目指す専門家の組み合わせ

回復と補助、そして強力な攻撃呪文でパーティを多角的に支える、魔法の専門家を育成するルートです。

まずは回復呪文を司る僧侶と、攻撃呪文を司る魔法使いをマスターし、その先にある上級職の「賢者」を目指します。

賢者は、強力な呪文を数多く習得するだけでなく、呪文の消費MPが少なくなるという絶大な特性を持ちます。

これにより、ベホマラーやバイキルト、イオナズンといった切り札となる呪文を、MPを気にせず連発できるようになります。

元々のMPが高いミレーユやバーバラをこのルートで育てれば、パーティ全体の安定感が飛躍的に向上することは間違いありません。

 

序盤・中盤・終盤でそれぞれ役立つおすすめの職業は?

冒険の序盤、転職が可能になった直後は、まず戦闘メンバー全員が一度魔法使いに転職して、たった1回だけ戦闘を行い「メラミ」を習得するのが非常におすすめです。

転職直後の時期において、消費MP4で約80ものダメージを与えられるメラミは破格の性能を誇り、その後の攻略が格段に楽になります。

同様に、僧侶で「ホイミ」を覚えさせておくと、馬車の中の仲間も回復に参加できるようになり、安定性が増します。

中盤は、各キャラクターが本格的に上級職を目指し、それぞれの役割に特化していく時期です。

特にスーパースターが覚える「ハッスルダンス」は、MPを一切消費せずに味方全体を回復できるため、パーティに一人いるだけで冒険の難易度が劇的に下がります。

そして終盤には、バトルマスターや賢者といった強力な上級職が揃い、パーティの戦力はほぼ完成形に近づきます。

ここからは、最終決戦やクリア後の世界を見据え、最強職業である「勇者」を目指したり、二つ目の上級職を極めたりと、さらなる高みを目指す育成が始まります。

 

【キャラ別】登場人物ごとのおすすめ職業と最終的な育成ゴール

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ドラクエ6の仲間たちは、それぞれ異なるステータスの特徴や習得呪文を持っています。

彼らの個性を最大限に活かすための、キャラクター別のおすすめ職業プランと、最終的な育成のゴールを具体的に紹介します。

 

主人公におすすめの職業と育成プラン

主人公は、特定の上級職(バトルマスター、賢者、レンジャー、スーパースターのいずれか)を1つマスターするだけで、最強の職業である「勇者」に転職できるという、唯一無二の特性を持っています。

最も少ない戦闘回数で勇者になるには、踊り子と遊び人を経由してスーパースターを目指すのが最短ルートです。

このルートなら、中盤以降「ハッスルダンス」で回復役をこなしつつ、いち早く勇者として覚醒できます。

ただし、道中のステータスが低くなりがちという欠点もあるため、安定性を求めるならハッサンと同様にバトルマスターから勇者を目指す、物理アタッカーとしての王道ルートも非常に強力な選択肢です。

 

ハッサンにおすすめの職業と育成プラン

全キャラクターの中でもトップクラスのHPとちからを誇るハッサンは、パーティの主砲となる物理アタッカーとして育成するのが定石です。

武闘家で強力な特技を習得し、次に戦士でちからを底上げして、そのままバトルマスターを目指す王道ルートが、彼の能力を最もシンプルかつ最大限に活かせます。

彼が放つ「せいけんづき」やバトルマスターで習得する特技はどれも強力で、パーティの不動のエースとして最後まで活躍してくれるでしょう。

 

ミレーユにおすすめの職業と育成プラン

高いMPと、パーティで一、二を争うすばやさが魅力のミレーユは、呪文のエキスパートである「賢者」を目指すのが最適です。

誰よりも早く行動できるその俊足は、ボス戦で先手を取って回復や補助呪文を唱える上で絶大な効果を発揮します。

パーティの生命線を握る司令塔として、彼女以外にこの役割を務まる者はいません。

賢者をマスターした後は、戦士を経由して魔法戦士を目指し、「メラゾーマ」を習得させて攻撃面をさらに強化する道もあります。

 

バーバラにおすすめの職業と育成プラン

全キャラ中最高のMPを持ち、究極呪文「マダンテ」を唯一覚えることができるバーバラもまた、「賢者」を目指すのが最もおすすめの育成プランです。

賢者が持つ消費MP軽減の特性は、自身の全MPを解き放つマダンテの威力を最大限に高める上で非常に重要となります。

その圧倒的なMPを活かし、ミレーユと共にパーティの魔法攻撃とサポートの要として活躍させましょう。

 

チャモロにおすすめの職業と育成プラン

初期状態から「ホイミ」「スカラ」といった回復・補助呪文を習得しているチャモロは、ミレーユやバーバラとは少し違った、柔軟な育成が可能です。

もちろん、彼らを追って賢者にし、回復・補助役を任せても十分に優秀です。

しかし、あえて戦士と魔法使いを極めさせて攻撃的な「魔法戦士」を目指し、強力な攻撃呪文「メラゾーマ」の使い手として育成することで、他の魔法系キャラクターとの差別化を図るのも面白い選択肢と言えるでしょう。

 

アモスにおすすめの職業と育成プラン

高いHPとみのまもりを持つアモスは、パーティの守りの要、いわゆる「壁役」として活躍できます。

武闘家と僧侶をマスターして「パラディン」に転職すれば、味方への全ての攻撃を受け止める「におうだち」を習得し、仲間を守る鉄壁の盾となります。

攻撃の要であるハッサンをバトルマスターにするならば、守りの要であるアモスはパラディンにする、といったようにパーティ内での役割分担を考えるのがおすすめです。

 

仲間モンスター(ドランゴ・はぐりん等)におすすめの職業は?

冒険の途中で仲間になるモンスターたちも、もちろん人間キャラクターと同様に転職が可能です。

特に強力なのが、初期職業が「ドラゴン」であるドランゴです。

まずはそのドラゴンをマスターさせるだけで、クリア後まで通用するほどの圧倒的な戦力になります。

彼の育成はそれだけでも十分ですが、さらに強化するなら武闘家で「せいけんづき」を覚えさせ、その後パラディンを目指して守備面を補強するのがおすすめです。

「はぐれのさとり」で仲間になるはぐりんは、まず何よりも先に初期職業の「はぐれメタル」をマスターさせ、HPを底上げすることが最優先課題です。

 

最強の職業「勇者」「ドラゴン」になるには?特別な条件と性能を解説

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数ある職業の中でも、その強さがひときわ際立つのが勇者」「ドラゴン」「はぐれメタルの3つの職業です。

これらは通常の職業とは一線を画す存在であり、転職するためには特別な条件を満たす必要があります。

その驚異的な能力と、そこへ至るための道を詳しく解説します。

 

主人公だけが「勇者」になれる特別な条件とは?

前述の通り、主人公は「バトルマスター」「賢者」「レンジャー」「スーパースター」という4つの主要な上級職のうち、どれか1つをマスターするだけで、究極の職業である「勇者」に転職できます。

これは他のどのキャラクターにもない、主人公だけに与えられた特権です。

最も少ない戦闘回数で転職条件を満たせるスーパースタールートを選べば、他のキャラクターよりも遥かに早く勇者としてパーティを牽引することが可能です。この特権をどう活かすかが、中盤以降の戦略を大きく左右します。

 

主人公以外が勇者に転職するための厳しい条件

主人公以外のキャラクターが勇者になる道は、非常に長く険しいものです。

その条件とは、「バトルマスター」「賢者」「レンジャー」「スーパースター」という4つの上級職、その全てをマスターすること。これには膨大な戦闘回数が必要となり、通常のストーリークリアだけを目指すのであれば現実的ではありません。

まさに、やり込みを極めたプレイヤーだけが到達できる境地であり、達成したキャラクターは比類なき万能性を手に入れることができます。

 

「ドラゴンのさとり」は誰に使うべき?隠し職業「ドラゴン」の強さ

「ドラゴン」は、「ドラゴンのさとり」という非常に貴重なアイテムを使うことで初めて転職できる、隠し職業の一つです。

この職業の真価は、マスターすることで習得できる「しゃくねつ」「かがやくいき」といった最強クラスのブレス攻撃にあります。

これらのブレスは消費MPが0でありながら、敵全体に壊滅的なダメージを与えることができ、雑魚敵との戦闘を一瞬で終わらせます。

ステータス補正も物理攻撃系に非常に高いため、ハッサンやドランゴといった、元々のちからが高いキャラクターに使わせるのが最も効果的です。

 

「はぐれのさとり」で転職できる「はぐれメタル」のメリット・デメリット

「はぐれのさとり」で転職できる「はぐれメタル」は、究極の防御性能を誇る、まさに異色の職業です。

この職業をマスターすれば、ゲーム内に存在するほとんどの呪文や特技を無効化するという、鉄壁の耐性を得ることができます。

その反面、職業に就いている間はHPが極端に低くなるという、致命的とも言えるデメリットも抱えています。

ただし、マスター特典としてHPが100増加するため、マスターして初めてその真価を発揮する、典型的な大器晩成型の職業と言えるでしょう。

その究極の耐性を活かし、最強の壁役として、あるいは強力な呪文の使い手として、パーティに唯一無二の存在感をもたらします。

 

ドラクエ6の職業に関するよくある質問(FAQ)

最後に、奥深いドラクエ6の職業システムに関して、多くのプレイヤーが抱きがちな疑問点について、Q&A形式で分かりやすくお答えします。

 

職業をマスターするメリットは?無理にする必要ある?

職業をマスターする最大のメリットは、その職業で習得できる全ての特技や呪文を、他の職業に転職した後も永久に使えるようになることです。

特に上級職のマスターで覚える特技は非常に強力なものが多く、冒険を有利に進める上で大きな助けとなります。また、一部の職業では永続的なステータスアップの特典もあり、キャラクターを根本から強化できます。

必ずしも全ての職業をマスターする必要はありませんが、主要メンバーに一つか二つの上級職をマスターさせることは、ストーリーを快適にクリアする上で非常に有効な戦略です。

 

熟練度が上がらない敵や場所(エリア)はどこ?

ドラクエ6では、キャラクター自身のレベルが、冒険している特定のエリアで定められた上限レベルを超えていると、そのエリアに出現する敵といくら戦っても熟練度が上がらなくなります。

例えば、物語序盤のエリア「レイドック周辺」では、キャラクターのレベルが20程度に達すると、それ以上は熟練度を得られなくなります。

これは、ゲームバランスを保ち、プレイヤーが序盤で強くなりすぎるのを防ぐための仕組みです。

熟練度を効率的に稼ぎたい場合は、物語を先に進めて、より強い敵が出現する新しいエリアへ向かう必要があります。

 

転職するベストなタイミングはいつ?

転職を行うタイミングに、唯一絶対の正解というものはありません。

しかし、基本的には、一つの職業をマスターしたら、次の目標となる職業にすぐに転職するのが最も効率的です。

なぜなら、一つの職業に留まり続けても、熟練度が上限(★8)に達していれば、それ以上はその職業では成長しないからです。

ただし、強力なボスとの戦いを控えている場合など、あえてマスター済みの強力な上級職(バトルマスターや賢者など)のまま挑む、といった戦術的な判断も時には重要になります。

 

一度覚えた特技や呪文は転職しても忘れない?

ドラクエ6の職業システムにおける、最大の魅力の一つがここにあります。

答えは明確に「NO」です。

一度習得した呪文や特技は、たとえ他の職業に転職したとしても、決して忘れることはありません。

これにより、例えば武闘家で「せいけんづき」を覚えたキャラクターが、後に魔法使いに転職しても、変わらずにせいけんづきを使い続けることができます。

様々な職業を経験させることで、キャラクターは物理攻撃も呪文もこなせる多才な戦士へと成長し、プレイヤーの戦略の幅は無限に広がっていくのです。

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