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【2025年最新】ヨルシカのアニメソング全曲一覧!タイアップ情報を時系列で徹底解説

 

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【2025年最新】ヨルシカのアニメソング全曲一覧!タイアップ情報を時系列で徹底解説

コンポーザーのn-bunaさんとボーカルのsuisさんによるバンド「ヨルシカ」は、その文学的な歌詞と透明感あふれるサウンドで、多くのリスナーを魅了し続けています。

作者が作品より前に出ないという姿勢を貫き、素顔を明かさないミステリアスな存在でありながら、その音楽はアニメーションの世界とも深く結びつき、数々の名作を彩ってきました。

この記事では、これまでにヨルシカが手掛けてきた全アニメソングを、最新情報から過去の作品まで、タイアップ情報と共に詳しくご紹介します。

「ヨルシカのアニメソングにはどんな曲があるの?」という疑問に、完全な形でお答えします。

 

ヨルシカが担当した歴代アニメソング一覧表(OP/ED/主題歌/挿入歌)

ヨルシカは、テレビアニメのオープニング(OP)やエンディング(ED)テーマ、さらには劇場アニメの主題歌や挿入歌まで、幅広く楽曲を提供しています。

まず初めに、ヨルシカがこれまでに担当したアニメタイアップ曲を時系列でご紹介します。

2020年の『泣きたい私は猫をかぶる』から始まり、2025年放送の『小市民シリーズ』に至るまで、その活動の軌跡をたどります。具体的には、映画『泣きたい私は猫をかぶる』の主題歌「花に亡霊」、挿入歌「夜行」、エンドソング「嘘月」があります。

続いて、TVアニメ『大雪海のカイナ』のオープニングテーマ「テレパス」、TVアニメ『僕の心のヤバイやつ』のオープニングテーマおよびエンディングテーマとして使用された「斜陽」、映画『大雪海のカイナ ほしのけんじゃ』の主題歌「月光浴」と続きます。

そして、社会現象ともなったTVアニメ『葬送のフリーレン』の第2クールオープニングテーマ「晴る」、TVアニメ『チ。-地球の運動について-』のエンディングテーマ「アポリア」と「へび」、最後にTVアニメ『小市民シリーズ』のオープニングテーマ「火星人」が最新のタイアップ曲です。

 

最新のアニメタイアップは『小市民シリーズ』OPテーマ「火星人」

ヨルシカの最新アニメソングは、2025年に放送が予定されているTVアニメ『小市民シリーズ』の第2期オープニングテーマ「火星人」です。

米澤穂信さんの人気ミステリー小説を原作とするこの作品に、ヨルシカがどのような音楽で新たな彩りを加えるのか、ファンや原作読者から大きな期待が寄せられています。

これまでのタイアップでも作品の世界観を見事に表現してきたヨルシカだけに、新曲「火星人」がどのような楽曲になるのか注目が集まります。

 

TVアニメのタイアップ曲まとめ

ヨルシカは、数多くのテレビアニメシリーズに楽曲を提供し、物語の始まりと終わりを印象的に演出してきました。

TVアニメ『大雪海のカイナ』ではオープニングテーマとして「テレパス」が起用されました。また、青春ラブコメディとして絶大な人気を誇る『僕の心のヤバイやつ』では、「斜陽」が第1期のオープニングテーマと、第2期第25話のエンディングテーマという特別な形で使用され、作品ファンに強い印象を残しました。

さらに、多くの視聴者の心を掴んだ『葬送のフリーレン』では、第2クールのオープニングテーマとして「晴る」が選ばれ、作品の新たな旅路を象徴する楽曲となりました。

難解なテーマに挑んだ『チ。-地球の運動について-』では、「アポリア」と「へび」がエンディングテーマとして物語に深い余韻を与えています。

そして最新作として『小市民シリーズ』のオープニングテーマ「火星人」が控えています。

 

劇場アニメ(映画)のタイアップ曲まとめ

ヨルシカの音楽は、長編となる劇場アニメーションの世界でもその真価を発揮しています。

特にスタジオコロリドが制作した劇場アニメ『泣きたい私は猫をかぶる』では、主題歌「花に亡霊」、挿入歌「夜行」、エンドソング「嘘月」の3曲が提供されました。

物語の重要なシーンで流れるこれらの楽曲は、作品の感動を何倍にも増幅させ、ヨルシカのアニメソングとしての評価を不動のものにしました。また、弐瓶勉さんの壮大な世界観を描く『大雪海のカイナ』の劇場版、『大雪海のカイナ ほしのけんじゃ』では主題歌として「月光浴」が書き下ろされ、物語を荘厳に締めくくっています。

 

ヨルシカの人気アニメソングはどれ?ファンが選ぶおすすめランキングTOP3

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数あるヨルシカのアニメソングの中で、特に人気が高いのはどの曲なのでしょうか。

ここでは、ファンの声やストリーミングの再生回数などを基に、特におすすめしたい人気曲をランキング形式で3曲ご紹介します。

これからヨルシカのアニソンを聴き始めるという方も、ぜひ参考にしてみてください。

 

第1位:晴る(TVアニメ『葬送のフリーレン』OPテーマ)

最も人気が高いと言えるのが、TVアニメ『葬送のフリーレン』のオープニングテーマ「晴る」です。

この楽曲は2024年1月5日にデジタル・シングルとして発表され、Billboard Japan Hot 100で最高位8位を記録するなど、商業的にも大きな成功を収めました。主人公フリーレンたちの新たな旅立ちを祝福するかのような、疾走感と希望に満ちたサウンドが特徴です。

どこか切なさを感じさせながらも前を向く力を与えてくれるこの曲は、アニメの世界観と完璧に調和し、多くの視聴者の心を打ちました。

 

第2位:斜陽(TVアニメ『僕の心のヤバイやつ』OPテーマ)

次に人気なのが、TVアニメ『僕の心のヤバイやつ』のオープニングテーマ「斜陽」です。

思春期の男女の繊細な心の動きを描いた作品に寄り添うように、n-bunaさんが紡ぐ歌詞とメロディーが、主人公たちの初々しい恋愛模様を見事に表現しています。

爽やかでありながらどこか胸が締め付けられるような切ないサウンドは、まさに「僕ヤバ」の世界そのもの。第2期ではエンディングテーマとしても使用され、作品を象徴する一曲としてファンに深く愛されています。

 

第3位:花に亡霊(映画『泣きたい私は猫をかぶる』主題歌)

ヨルシカのアニメソングを語る上で欠かせないのが、映画『泣きたい私は猫をかぶる』の主題歌「花に亡霊」です。

この楽曲は、ヨルシカの名をアニメファン層に広く知らしめた記念碑的な一曲と言えるでしょう。

2022年4月にはストリーミング累計再生回数が1億回を突破しており、その人気の高さがうかがえます。

夏の匂いがするような情景的な歌詞と、suisさんの表現力豊かなボーカルが、主人公の揺れ動く感情を鮮やかに描き出し、映画の感動をより一層深いものにしています。

 

作品別に主題歌を深掘り!アニメの世界観と楽曲の魅力

ヨルシカの楽曲は、ただアニメの主題歌であるだけでなく、それぞれの物語と深く結びついています。

ここでは、各アニメ作品の世界観と、それに寄り添うように作られた楽曲の魅力をさらに詳しく解説します。

 

『葬送のフリーレン』OPテーマ「晴る」

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『葬送のフリーレン』は、魔王を倒した後の世界を舞台に、長寿のエルフである主人公フリーレンが人間を知るために旅をする物語です。

楽曲「晴る」は、過去の仲間との別れを経て、新たな出会いと共に再び歩き出すフリーレンの心情を映し出しています。

軽快なリズムの中に織り込まれたピアノの旋律が、旅の情景を鮮やかに描き出し、物語の新たな幕開けを期待させる一曲です。

ヨルシカ - LIVE「晴る」

『僕の心のヤバイやつ』OP/EDテーマ「斜陽」

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『僕の心のヤバイやつ』は、陰キャの中学生男子と陽キャの美少女モデルの甘酸っぱい恋模様を描くラブコメディです。

楽曲「斜陽」は、夕暮れの光が差し込む教室のような、暖かくもどこか切ない情景を思い起こさせます。

変わりゆく日常と、相手を想うことで少しずつ変化していく主人公の心情が、楽曲の持つ疾走感と繊細なメロディーラインによって巧みに表現されています。

ヨルシカ - LIVE「斜陽」

『泣きたい私は猫をかぶる』主題歌/挿入歌/ED「花に亡霊」「夜行」「嘘月」

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映画『泣きたい私は猫をかぶる』は、猫の姿になることで好きな人に近づこうとする少女の物語です。

主題歌「花に亡霊」は、夏の祭りの情景と共に、主人公の切ない片思いを見事に描き切りました。

挿入歌「夜行」は、夜の闇の中を駆けるような疾走感で物語を盛り上げ、エンドソング「嘘月」は、全てを終えた後の静かな余韻を観客に与えます。

3曲全体で一つの大きな物語を構成しており、作品への深い理解が感じられます。

 

『泣きたい私は猫をかぶる』主題歌
ヨルシカ - 花に亡霊(OFFICIAL VIDEO)

『泣きたい私は猫をかぶる』挿入歌
ヨルシカ - 夜行 (OFFICIAL VIDEO)

『泣きたい私は猫をかぶる』エンドソング
嘘月 - ヨルシカ 【unofficial MV】

 

『大雪海のカイナ』OP/主題歌「テレパス」「月光浴」

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SF大作『大雪海のカイナ』では、地上が雪海に覆われた世界が舞台です。

TVシリーズのオープニングテーマ「テレパス」は、まだ見ぬ世界への希望や不安が入り混じった、壮大な物語の始まりを告げる楽曲です。

そして劇場版の主題歌「月光浴」は、よりスケール感を増したサウンドで、過酷な世界で生きる人々の祈りや願いを表現しているかのようです。

 

TVアニメ『大雪海のカイナ』オープニングテーマ
ヨルシカ - テレパス(OFFICIAL VIDEO)

映画『大雪海のカイナ ほしのけんじゃ』主題歌
ヨルシカ - 月光浴(OFFICIAL VIDEO)

 

『チ。-地球の運動について-』EDテーマ「アポリア」「へび」

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歴史漫画が原作の『チ。-地球の運動について-』は、地動説を証明しようとした人々の知性と情熱の物語です。

エンディングテーマとして書き下ろされた「アポリア」と「へび」は、真理を追い求めることの苦悩や葛藤、そしてそこにある美しさを表現しています。重厚な物語の最後に流れるこれらの楽曲は、視聴者に深い思索の時間を与えてくれます。

 

TVアニメ『チ。-地球の運動について-』第1章・第2章エンディングテーマ
ヨルシカ - アポリア(OFFICIAL VIDEO)

TVアニメ『チ。-地球の運動について-』第3章・最終章エンディングテーマ
ヨルシカ - へび(OFFICIAL VIDEO)

『小市民シリーズ』OPテーマ「火星人」

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『小市民シリーズ』は、平凡な「小市民」を目指す高校生男女が、日常に潜む謎に挑む青春ミステリーです。

オープニングテーマ「火星人」がどのような楽曲になるかはまだ明らかになっていませんが、これまでのヨルシカの作風から、登場人物たちの少しひねくれた心情や、日常に潜む非日常感を巧みに表現した楽曲になることが期待されます。

 

TVアニメ『小市民シリーズ』第2期オープニングテーマ
ヨルシカ - 火星人(OFFICIAL VIDEO)

ヨルシカのアニメソングはどこで聴ける?視聴方法を解説

ヨルシカの魅力的なアニメソングを聴きたいと思った時、どのような方法があるのでしょうか。

ここでは、主な視聴方法を3つご紹介します。自分に合ったスタイルで、ヨルシカの音楽の世界に浸ってみましょう。

 

各音楽ストリーミングサービス(サブスク)の配信状況

ヨルシカの楽曲は、Apple Music、Spotify、LINE MUSIC、YouTube Musicといった主要な音楽ストリーミングサービス(サブスクリプション)で配信されています。

月額料金を支払うことで、今回ご紹介したアニメソングを含む、ヨルシカのほぼ全ての楽曲をいつでも好きな時に聴くことが可能です。

3rdフルアルバム『盗作』が各配信サイトでランキング1位を獲得したことからも、多くのリスナーがこれらのサービスを利用してヨルシカの音楽を楽しんでいることがわかります。

 

YouTube公式チャンネルで無料視聴できるMV(ミュージックビデオ)

ヨルシカは公式のYouTubeチャンネルを開設しており、多くのアニメソングのミュージックビデオ(MV)を公開しています。

高画質・高音質で楽曲を楽しめるだけでなく、アニメーションや実写で構成された映像作品としても非常にクオリティが高いのが特徴です。

特に「ただ君に晴れ」のMVは再生回数が2億回を超えるなど、多くの人々が視聴しています。

無料で楽しめるため、まずはこちらから試してみるのも良いでしょう。

 

CDやアルバムで楽曲をコレクションする方法

音楽を手元に置いておきたい、高音質でじっくり聴きたいという方には、CDやアルバムの購入がおすすめです。

ヨルシカのアニメソングは、『創作』や『幻燈』といったEPやアルバムに収録されています。

特に『幻ndown』は音楽画集という特殊な形態で発売されており、楽曲だけでなく視覚的にもn-bunaさんの創る世界観を深く味わうことができます。

フィジカルな作品として所有する喜びも感じられるでしょう。

 

なぜヨルシカはアニメに起用される?作品に寄り添う音楽性の秘密

なぜこれほどまでにヨルシカの楽曲は、多くのアニメ作品から求められるのでしょうか。

その背景には、n-bunaさんとsuisさんが生み出す、唯一無二の音楽性があります。

ここでは、ヨルシカがアニメに愛される理由を深掘りしていきます。

 

物語の解像度を上げる、n-bunaが紡ぐ歌詞の世界

ヨルシカの全楽曲の作詞・作曲を手掛けるn-bunaさんは、物語性の高い歌詞を書くことに長けています。

タイアップするアニメ作品のテーマやキャラクターの心情を深く読み解き、それを自身の言葉で再構築することで、まるで物語の一部であるかのような楽曲を生み出します。

その歌詞は、時にアニメ本編では描かれないキャラクターの内面を補完し、視聴者が物語に没入するための「解像度」を格段に上げてくれるのです。

 

suisの歌声がもたらす透明感と切なさ

n-bunaさんが創り上げた楽曲の世界観に、命を吹き込むのがボーカルのsuisさんの歌声です。

n-bunaさんはsuisさんの声質について、ロックもバラードもこなせる表現力の幅広さに惹かれたと語っています。

その少しハスキーで透明感のある歌声は、喜びも悲しみも、そして切なさも、全てを繊細に表現します。

このsuisさんの歌声があるからこそ、ヨルシカの音楽はアニメの感動的なシーンに寄り添い、視聴者の心を強く揺さぶるのです。

 

アニメ制作陣が語るヨルシカの魅力とは?

ヨルシカが起用される理由として、アニメ制作陣からの厚い信頼が挙げられます。

作品のテーマを深く理解し、商業的なヒットを狙うだけでなく、芸術性の高い楽曲を創り出す姿勢は、クオリティを重視する制作陣にとって非常に心強いパートナーと言えるでしょう。

ヨルシカに任せれば、作品の世界観を損なうことなく、さらに高みへと引き上げてくれる。

そうした期待感が、数々のアニメタイアップへと繋がっていると考えられます。

 

まとめ:ヨルシカのアニメソングが彩る物語の記憶

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ここまで、ヨルシカが手掛けてきた全アニメソングを、一覧から人気曲、そして各楽曲の魅力に至るまで詳しく解説してきました。

ヨルシカの音楽は、単なるタイアップ曲に留まらず、アニメ作品と一体となって私たちの心に忘れられない記憶を刻みつけてくれます。

 

これだけは聴いておきたい!ヨルシカのアニソン名曲たち

もしどの曲から聴くか迷ったら、まずは『葬送のフリーレン』の「晴る」、『僕の心のヤバイやつ』の「斜陽」、そして『泣きたい私は猫をかぶる』の「花に亡霊」の3曲を聴いてみてください。

それぞれが異なる魅力を持つこれらの楽曲は、あなたをヨルシカとアニメソングの素晴らしい世界へと誘ってくれるはずです。

 

今後のアニメタイアップ最新情報に期待

2017年の結成以来、常に進化を続けるヨルシカ。

最新タイアップとなる『小市民シリーズ』の「火星人」を皮切りに、これから先もきっと多くの素晴らしいアニメ作品とコラボレーションし、私たちの心を揺さぶる名曲を生み出してくれることでしょう。

彼らの今後の活動から、ますます目が離せません。

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