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その古い楽器、実は宝物かも?気になる買取価値と相場を解説
押し入れの奥や部屋の片隅で、静かにホコリをかぶっている古い楽器。もう弾くこともないし、場所を取るだけだからと処分に困っていませんか。
一見すると価値がないように思えるその楽器も、実は驚くほどの価値を秘めた「宝物」かもしれません。
ここでは、古い楽器がなぜ売れるのかという根本的な理由から、どれくらいの価値がつく可能性があるのか、その気になる買取価値と具体的な相場について、より深く、詳しく解説していきます。
そもそも「古い楽器」はなぜ売れるのか?その理由とは
古い楽器がなぜ買い取ってもらえるのか、その背景には複数の理由が複雑に絡み合っています。
まず最も大きな理由として、1950年代から60年代頃に作られたギターなどに代表される「ヴィンテージ楽器」の存在が挙げられます。
これらは単に古いだけでなく、年月を経た木材が乾燥し、独特の深みと豊かな響き、いわゆる「鳴りが良くなる」状態になるため、その唯一無二のサウンドを求めるプロの演奏家や熱心なコレクターからの絶大な需要があります。
また、これから楽器を始めたいと考えている初心者や、部活動などで楽器が必要な学生さんにとっても、古い楽器は非常に魅力的です。
新品の楽器は品質が良い一方で価格も高いため、なかなか手が出しにくいもの。
その点、専門家によってきちんと修理・調整された中古楽器であれば、手頃な価格で質の良いものを手に入れることができます。
さらに、完全に壊れていて演奏不可能な状態であっても、諦めるのはまだ早いです。
その楽器から取り出せる部品、つまり「パーツ」には確かな価値が残されています。
ギターのピックアップやペグ、ブリッジ、管楽器のキーなど、特に製造が終了してしまったモデルの純正パーツは、他の楽器を修理するために不可欠な存在です。
このように、楽器は「演奏するための道具」としてだけでなく、「歴史的価値を持つ骨董品」や「部品の集合体」としても価値を見出されるため、どんな状態であっても価値がゼロになることは少ないのです。
ヴィンテージとして高価買取が期待できる楽器の特徴3つ
全ての古い楽器が高額になるわけではありませんが、特に「ヴィンテージ」として高価買取が期待できる楽器には、いくつかの共通した特徴があります。
一つ目は、ギブソンやフェンダー、マーティン(アコースティックギター)、セルマー(サックス)のような、楽器の歴史を築き上げてきた有名メーカーの製品であることです。
これらのブランドは、長年にわたり最高の品質を追求し、時代を彩る多くのミュージシャンに愛用されてきたという実績があります。その信頼とブランドイメージが、中古市場での高い人気と価値を支えているのです。
二つ目は、特定の年代に製造されたモデルであることです。
特に1950年代から1960年代にアメリカで製造されたギターなどは、当時の希少な木材や独自の製法、そして何よりもロックンロールの黎明期を支えたという歴史的背景から、特別な価値を持ちます。また、1970年代から80年代にかけて日本で製造された、いわゆる「ジャパンヴィンテージ」も、その高い品質から国内外で再評価が進んでいます。
三つ目は、限定生産モデルや、特定のアーティストのために作られたシグネチャーモデル、カスタムカラーといった希少性の高さです。
市場に出回る数が少ないほど、手に入れたいと願うコレクターの需要は高まり、結果として買取価格も大きく上昇する傾向にあります。
【種類別】古い楽器の買取相場はいくら?(ギター・管楽器・和楽器など)
古い楽器の買取相場は、その種類、メーカー、モデル、そして何より状態によって大きく変動します。
一例として、ピアノの場合、大きなグランドピアノであれば30万円前後、家庭用のアップライトピアノなら10万円前後が相場ですが、手軽な電子ピアノは1万円前後になることが一般的です。
ギターは非常に人気が高く、状態が良ければノーブランド品でも1万円以上になる可能性があり、ギブソンさんのレスポールやフェンダーさんのストラトキャスターといった人気モデルなら、状態や年代によっては50万円以上の驚くような値がつくことも珍しくありません。
ベースも同様に、有名メーカーの製品は数万円から20万円以上で取引されることがあります。
ドラムセットは、パールやタマのような国内メーカー品でも数万円、ローランドの電子ドラムなどは特に人気があり、安いもので1万円前後から、プロ仕様のモデルでは30万円前後に達することもあります。
トランペットなどの管楽器は数千円から数十万円と価格帯が非常に広く、例えばヤマハの製品は10万円前後、プロに愛用者の多いバックの製品は1万3,000円前後が相場の一例です。
このように、楽器の価値は千差万別です。
しかし、どのような楽器であっても、専門の業者に査定を依頼することで、その楽器が持つ本当の価値を正確に知ることができるのです。
「値段がつかない」と諦めるのは早い!価値がゼロになりにくい楽器一覧
「こんなに古くてボロボロだから、値段なんてつかないだろう」と処分を考えているなら、ぜひ一度立ち止まってください。
世の中には、価値がゼロになりにくい楽器というものが確かに存在します。
その代表格は、やはりギブソンやフェンダーのような有名メーカーのヴィンテージギターです。
これらはたとえ演奏が難しい状態であっても、その歴史的価値から観賞用として、あるいは希少なパーツ取り用として、確かな価値が認められることがあります。
また、ヤマハやカワイのピアノ、ムラマツやサンキョウのフルートといった、品質に定評のある国内トップメーカーの楽器も、古くても安定した需要があります。
日本の優れた製造技術は世界的に評価されており、中古市場でも根強い人気を誇ります。
さらに、津軽三味線や尺八、琴などの和楽器は、単なる楽器としてだけでなく、日本の伝統工芸品としての側面も持ち合わせています。
使われている木材(例えば三味線の棹に使われる紅木など)や、作者の銘、流派によっては、骨董品としての価値が付加され、予想もしなかった高値で取引されることがあります。
どのような楽器であっても、自己判断で価値を「無い」と決めつけず、一度専門家の査定を受けてみることが何よりも重要です。
壊れていても売れる?状態が悪い楽器の買取可否を徹底調査
長年使っていなかった楽器には、音が出ない、見た目に傷やサビがあるといった、様々なトラブルがつきものです。
「こんな状態では、誰にも売れないだろう」と諦めてしまう前に、本当にその楽器が買取不可能なのか、その実態と可能性を詳しく見ていきましょう。
音が出ない・破損している楽器でも買取してもらえる?
結論から言うと、音が出なかったり、一部が破損していたりする楽器でも、買取してもらえる可能性は十分にあります。
なぜなら、多くの楽器買取専門店では、自社に修理工房を持っていたり、提携する修理職人がいたりするためです。
彼らは、修理して再販できる見込みがあるか、あるいは修理が難しい場合でも他の楽器の修理に使える部品が取れるか、というプロの視点で楽器を評価します。
例えば、ギターのネックが折れてしまった、アンプの音が出ない、トランペットのピストンが固着して動かない、といった一見致命的に思える状態でも、修理可能なケースは少なくありません。
買取業者によっては、修理費用を差し引いた価格での査定や、パーツ単体での価値を評価してくれるため、まずは「こんな状態でも売れますか?」と相談してみることが大切です。
傷・サビ・汚れはどこまで許容される?減額と買取不可の境界線
楽器の状態が査定額に影響するのは事実ですが、どの程度の傷やサビ、汚れなら許容範囲なのでしょうか。
基本的には、演奏そのものに支障が出ない表面的な擦り傷や小さな打痕、軽度のサビや汚れであれば、多少の減額対象にはなっても買取不可になることは稀です。
しかし、管楽器の管に穴が開いていたり、木製楽器のボディに割れが生じていたり、ギターのネックが大きく反って修正不可能な状態であったりするなど、修理が非常に困難、あるいは修理費用が楽器の価値を上回ってしまうような致命的な損傷の場合は、買取が難しくなることがあります。
ただし、その境界線は業者によって大きく異なります。ある業者で「買取不可」と判断されても、より高い修理技術を持つ別の業者では「買取可能」となるケースも多いため、一社で諦めずに複数の業者に査定を依頼することが賢明です。
特にヴィンテージギターなどでは、塗装のひび割れ(ウェザーチェック)が、逆に風格として価値を高める場合さえあります。
処分するしかない?部品やパーツだけでも価値がつくケースとは
たとえ楽器全体としては再販が難しいと判断されたとしても、その楽器はまだ価値を失ってはいません。
なぜなら、楽器を構成している一つ一つの「パーツ」に、独立した価値があるからです。
プロの修理職人から見れば、どんなにボロボロの楽器でも、使えるネジ一本、ペグ(糸巻き)一つ、ピックアップ一つに価値を見出すことができます。
特に、製造が終了してしまったヴィンテージ楽器の純正パーツは、オリジナルの状態にこだわる修理市場で非常に重宝されます。
そのため、楽器本体の買取が難しい場合でも、「パーツ取り用」として数千円で買い取ってもらえることがあります。
粗大ゴミとして費用をかけて処分する前に、その楽器に眠るパーツとしての価値がないか、専門の買取業者に一度見てもらうことを強くおすすめします。
【徹底比較】古い楽器の買取はどこがいい?おすすめの売却先を診断
古い楽器を売る決心がついたら、次に多くの人が悩むのが「一体どこに売るのが一番良いのか」という問題です。
売却先は大きく分けて3つのタイプがあり、それぞれに一長一短が存在します。
あなたの楽器の種類や状態、そしてあなた自身の状況に最も適した売却先を見つけるための診断をしていきましょう。
買取業者3つのタイプとメリット・デメリット(リサイクルショップ・楽器店・買取専門店)
楽器の売却先は、主に「リサイクルショップ」「楽器店」「買取専門店」の3種類に大別されます。
まず「リサイクルショップ」は、全国各地に店舗があり、楽器以外の不用品もまとめて持ち込める手軽さが最大の魅力です。
しかし、楽器専門の査定士がいない場合が多く、ヴィンテージ品などの特殊な価値が見過ごされ、相場よりもかなり安く査定されてしまうリスクがあります。
次に「楽器店」は、店員が専門知識を持っているため査定の信頼性は高いです。
しかし、店舗の維持費や人件費がかかるため買取価格は控えめになる傾向があり、また、自社で再販できる見込みのある綺麗な状態の楽器や人気メーカー品に買取対象が絞られることも少なくありません。
新しい楽器への買い替え時の「下取り」がメインになることも多いです。
最後に「買取専門店」は、その名の通り楽器の買取を専門としているため、専門的な知識を持った査定士が、市場の相場を正確に反映した価格を提示してくれる可能性が最も高いです。
特に古い楽器や価値のわかりにくい楽器の場合、その真価を正しく評価してくれる、最も適した売却先と言えるでしょう。
「ハードオフ」などのリサイクルショップに持ち込むのはアリ?
ハードオフさんのような大手リサイクルショップは、全国に店舗網があり、予約なしで気軽に利用できるのが大きなメリットです。また、他の店では値段がつかないような壊れた楽器、いわゆる「ジャンク品」を扱っている点も大きな特徴です。
修理して使うことを楽しむ人や、パーツを求める人への販路を持っているため、他の場所で買取を断られた楽器でも引き取ってもらえる可能性があります。
しかし、前述の通り、専門的な知識を持つ査定士が常駐しているとは限らないため、希少なヴィンテージ楽器などの価値を正確に判断してもらうのは難しいかもしれません。
「手軽に処分したい」「値段がつかなくても引き取ってもらえれば良い」という場合には有効な選択肢ですが、「少しでも高く売りたい」「楽器の価値を正しく評価してほしい」と考えるなら、他の選択肢も併せて検討すべきでしょう。
「山野楽器」などの大手楽器店に売る場合の流れと注意点
山野楽器や島村楽器のような、歴史と信頼のある大手楽器店は、楽器に関する深い知識と安心感が最大の魅力です。
査定の基準が明確で、不当に安く買い叩かれる心配は少ないでしょう。
しかし、いくつか注意点もあります。
大手楽器店では、自社で販売する中古品の品質を高いレベルで保つため、買取可能な楽器の状態やメーカーに一定の基準を設けていることが多いです。
そのため、状態が悪い楽器や、一部の和楽器、大型のピアノやエレクトーンなどは、そもそも店頭での買取対象外となる場合があります。また、新しい楽器への買い替えを促す「下取り」に力を入れていることも多く、その場合は通常よりも査定額が上乗せされることがありますが、純粋な現金での買取価格としては、買取専門店の方に分があるケースも少なくありません。
なぜ古い楽器の売却に「ウリエル」の出張買取が最適なお店なのか
では、様々な選択肢がある中で、古い楽器を売るのに最適なのはどこか。
その答えとして、私たちは「ウリエル」の出張買取を強くおすすめします。
その理由は明確です。ウリエルは、実店舗を持たずに運営コストを徹底的に削減し、その削減できた分を買取価格に上乗せすることで、業界トップクラスの高価買取を実現しています。
また、査定を行うのは、日々変動する市場価格や楽器の価値を熟知したプロの査定士です。
古い楽器や価値のわかりにくい楽器でも、その歴史的背景や希少性まで含めて、本当の価値を見逃すことはありません。
そして最大の魅力は、自宅まで無料で査定に来てくれる「出張買取」に特化している点です。
重くて一人では持ち運びが困難なピアノやドラムセット、複数本あるギターコレクションなどをまとめて査定してほしい場合に、このサービスは絶大な効果を発揮します。
お客様は電話一本で待っているだけで良く、査定料や出張料、万が一のキャンセル料も一切かかりません。
査定額に納得すればその場で現金を受け取れるため、手間も時間も最小限に抑えられます。
これらの理由から、大切な古い楽器の売却には、ウリエルの出張買取が最も合理的で安心な選択肢と言えるのです。
査定額が劇的に変わる!古い楽器を1円でも高く売るための5つの秘訣
愛着のある楽器を手放すなら、1円でも高く評価してもらいたい、そう思うのは当然のことです。
実は、査定に出す前のほんの少しの準備と工夫で、買取価格が大きく変わることがあります。
ここでは、あなたの楽器の価値を最大限に引き出し、査定士を「おっ」と思わせるための、具体的で効果的な5つの秘訣をご紹介します。
【査定前日】自分でできる楽器のクリーニング方法
査定士が楽器を手に取るとき、その第一印象は査定額を左右する非常に重要な要素です。
長年積もったホコリを丁寧に払い、楽器専用の柔らかいクロスで優しく乾拭きするだけでも、楽器は見違えるように綺麗になります。
ギターのボディであれば指紋や手垢を拭き取り、管楽器であれば表面のくすみを軽く磨きましょう。
ただし、金属パーツのしつこいサビや汚れを無理にこすると、メッキを剥がしたり傷をつけたりする可能性があるため、専用のポリッシュを少量つけて優しく拭き上げる程度に留めるのが賢明です。
大切なのは、完璧に修復することではなく、「この楽器を大事に扱ってきた」という気持ちを伝えること。
この一手間が、査定士の心証を良くし、査定額アップに繋がることがあるのです。
【付属品の確認】ケースや保証書、エフェクターはセットで出すべき?
楽器を購入した際に付いてきたものは、可能な限りすべて揃えて査定に出すことが高価買取の鉄則です。
専用のハードケースやソフトケースはもちろんのこと、取扱説明書、購入時の保証書、ギターのトレモロアームや調整用のレンチ、チューナーやエフェクターといった周辺機器も非常に重要です。
これらの付属品が完備していると、次にその楽器を使う人が追加購入なしですぐに演奏を始められるため、商品としての価値が格段に高まります。
特に保証書は、その楽器が正規品であることを証明し、モデル名や製造年を特定する上で重要な書類となり、査定額に大きく影響する場合があるため、大切に保管しておきましょう。
【タイミング】楽器の売り時はいつ?思い立ったらすぐが良い理由
楽器を売るタイミングも、買取価格に影響を与える要素です。
一般的に、新学期が始まる春先や、文化祭やライブシーズン前の夏から秋にかけては、新たに楽器を始める人が増えるため需要が高まり、買取価格が上がりやすいと言われています。
しかし、それ以上に重要なのは「もう使わないな、と思ったらすぐに売る」ということです。
楽器は非常にデリケートで、ただ保管しているだけでも、日本の四季がもたらす温度や湿度の変化によって、弦が錆びたり、木材が伸縮してネックが反ったり、ボディに割れが生じたりと、時間と共に状態が悪化していくリスクを常に抱えています。
状態が良いうちに売ることが、結果的に最も高く売るための、そして楽器にとっての最善の道なのです。
【パーツ交換】弦や消耗品は交換した方が得?そのまま査定に出すべき?
弦が切れていたり、管楽器のタンポが破れていたり、パーツが消耗していたりすると、「これらを交換してから査定に出した方が良いのでは?」と考えるかもしれません。
しかし、多くの場合、自分で修理やパーツ交換をすることは、必ずしも得策とは言えません。
なぜなら、パーツ代や修理にかかった費用が、査定額のアップ分を上回ってしまうケースがほとんどだからです。
専門の買取業者は、修理パーツを安価に仕入れたり、自社で効率的に修理やメンテナンスを行ったりするノウハウを持っています。
下手に手を加えて状態を悪化させてしまうリスクを避けるためにも、基本的には「現状のまま」査定に出すのが最も賢明な判断と言えるでしょう。
【まとめ売り】複数の楽器をまとめて査定に出すと買取価格はアップする?
もし、売りたい楽器が一つだけでなく、複数ある場合は、ぜひ「まとめて」査定に出すことを検討してください。
買取業者にとっては、一度の出張で複数の楽器を買い取れると、査定士の人件費やトラックのガソリン代といったコストを一件あたりで見たときに効率化できます。
その削減できたコストの一部を、お客様への感謝の気持ちとして、買取価格に上乗せしてくれる可能性が高いのです。
例えば、エレキギターとギターアンプ、使わなくなったエフェクター数点を一緒に売ることで、それぞれを別々に売るよりも高い合計金額が期待できるでしょう。
これはお客様にとっても業者にとってもメリットのある、賢い売却方法です。
【楽器ジャンル別】査定士がチェックする専門的なポイント
プロの査定士は、一体楽器のどこを見て、その価値を瞬時に判断しているのでしょうか。
その専門的な視点やチェック項目を知ることで、自分の楽器の価値をある程度予測し、査定に臨むことができます。
ここでは、代表的な楽器のジャンル別に、査定士が特に注意してチェックする専門的なポイントを詳しく解説します。
古いギター・ベースで特に見られる査定箇所(ネック反り・ブランド・年代など)
ギターやベースの査定で、査定士がまず手に取って確認するのが「ネックの状態」です。
ネックが順反り、あるいは逆反りしていると、弦高が適切でなくなり、音詰まりや弾きにくさの原因となるため、演奏性に大きく影響します。
トラスロッドというネック内部の金属の棒で調整可能かどうかも含めて、厳しくチェックされます。
次に、ブランドと製造年代です。ギブソンやフェンダーといった有名ブランドの、特定の年代に作られたモデルはヴィンテージとして高い価値が認められます。
その他、弦が乗るフレットの減り具合、ピックアップやボリュームノブなどの電気系統が正常に作動するか、パーツがオリジナルのままかどうかも、価値を判断する上で非常に重要なポイントです。
管楽器(サックス・トランペット等)で見られる査定箇所(サビ・タンポの状態など)
サックスやトランペット、フルートなどの管楽器では、まず管体の大きな凹みや深い傷、メッキやラッカーの剥がれ、そしてサビの有無が全体的に確認されます。
これらは見た目の美しさだけでなく、管体の響きや音色にも影響を与えるためです。
次に重要なのが、ピストンやバルブ、キーがスムーズに、そして静かに動くかという操作性です。
そして、音孔を塞いで音程を作る「タンポ」や「コルク」の状態は、最も重要なチェックポイントの一つです。
これらが劣化していると息が漏れてしまい、正しく安定した音が出せないため、全交換が必要と判断されると査定額は大きく下がることになります。
和楽器(琴・三味線・尺八など)で見られる査定箇所(素材・作者・流派など)
琴や三味線、尺八といった和楽器は、ギターや管楽器とは少し異なる、工芸品としての視点で査定されます。
最も重要なのは、楽器全体に使用されている「素材」の質です。
例えば、三味線の棹に使われる木材が高級な「紅木」であるか、琴の甲に使われる桐の木目が美しいか、などが価値を大きく左右します。また、誰が作ったかという「作者」の銘や、どの流派で使われていたかという「由来」も非常に重要な査定ポイントです。
有名な職人の焼き印が入っている場合や、歴史ある流派の家元が所有していたものなどは、単なる楽器としてだけでなく、骨董品としての価値も加わり、予想をはるかに超える高額査定が期待できます。
初めてでも安心!「ウリエル」の出張買取・査定の全手順とQ&A
ここまで読んで、古い楽器の売却に興味を持ったものの、「実際に買取を依頼するのは初めてで、何だか不安…」「しつこくされたらどうしよう…」と感じている方もいらっしゃるでしょう。
ご安心ください。ここでは、誰でも簡単・安心してご利用いただける「ウリエル」の出張買取について、その具体的な流れと、お客様からよく寄せられる質問に丁寧にお答えします。
【簡単4ステップ】申込みから訪問、現金化までの具体的な流れ
ウリエルの出張買取は、驚くほど簡単な4つのステップで完了します。
まず初めに、ウェブサイトの専用フォームまたはお電話で、査定を申し込みます。
その際、楽器の種類やメーカー名などをわかる範囲でお伝えいただくと、その後の流れがスムーズです。
次に、専門のオペレーターから折り返しのご連絡があり、お客様のご都合の良い訪問日時を相談の上、予約します。
予約した日時に、楽器の知識豊富なプロの査定士がご自宅まで伺い、お客様の目の前で楽器を一点一点丁寧に査定します。
査定理由も詳しくご説明します。
最後に、その場で提示された査定額にご納得いただければ、契約書にご署名をいただき、すぐに現金でお支払いが行われます。
このように、自宅にいながら、申込みから面倒な手続き、現金化までがスピーディーに完結するのがウリエルの特徴です。
査定当日に準備しておくべきものは何ですか?
査定当日にご準備いただくものは、主に2つだけです。
一つは、査定を希望する楽器本体と、もしあればケースや取扱説明書、保証書といった付属品一式です。
楽器はすぐに査定士が確認できるよう、アクセスしやすい場所にご用意いただけると助かります。
もう一つは、古物営業法という法律に基づき、ご本人様確認のための書類(運転免許証や健康保険証、マイナンバーカードなど)が必要となります。
この2点さえご用意いただければ、あとは査定士にお任せいただくだけで、査定から買取までの手続きが非常にスムーズに進みます。
出張料や査定料、キャンセル料は本当に無料?
はい、本当にすべて無料です。
ウリエルでは、お客様に金銭的なご負担をかけることなく、安心してサービスをご利用いただきたいと心から考えています。
そのため、査定士がご自宅まで伺うための出張料や、楽器の価値を専門的に判断するための査定料は一切いただいておりません。
そして最も重要な点として、万が一、査定士が提示した金額にご納得いただけなかった場合に、その場で取引をキャンセルしたとしても、キャンセル料などの費用が後から発生することは一切ありません。
査定だけでも大歓迎ですので、どうぞお気軽にご相談ください。
提示された査定額に納得できない場合、断っても大丈夫?
もちろんです。お客様が大切にしてきた楽器の売却は、お客様ご自身がその価値に心から納得して初めて成立するべきだと、ウリエルは考えています。
査定士が提示した金額に少しでもご不満がある場合や、「一度持ち帰って家族と相談したい」という場合は、その場で遠慮なくお申し付けください。
お断りいただいたからといって、査定士が不快な態度を取ったり、しつこく交渉を続けたりすることは絶対にありません。
お客様の意思を最大限に尊重し、気持ちよくお帰りいただくことをお約束します。
楽器の価値を知るだけでも結構ですので、まずはお気軽にご利用ください。