1.はじめに:スラムダンクブーム再燃!
1990年代、週刊少年ジャンプで連載され社会現象を巻き起こしたバスケットボール漫画「SLAM DUNK(スラムダンク)」。テレビアニメの放送終了から20年以上経った今もなお、その人気は衰えることを知りません。
そして2022年12月、映画「THE FIRST SLAM DUNK」が公開され、スラムダンクブームは再燃しました。
タイトル |
公開日 |
興行収入 |
---|---|---|
THE FIRST SLAM DUNK |
2022年12月3日 |
157億円(2023年5月時点)突破 |
映画の大ヒットにより、再びスラムダンクが注目を集めています。
1990年代、週刊少年ジャンプで連載され、アニメ化もされたバスケットボール漫画「スラムダンク」。不良少年だった主人公・桜木花道が、湘北高校バスケ部に入部し、仲間と共に全国制覇を目指す姿を描いた作品です。
個性豊かなキャラクターや熱い試合展開が人気を博し、連載当時、バスケットボールを始める青少年が続出するなど、社会現象を巻き起こしました。
項目 |
内容 |
---|---|
原作 |
井上雄彦 |
ジャンル |
スポーツ漫画 |
出版社 |
集英社 |
掲載誌 |
週刊少年ジャンプ |
連載期間 |
1990年40号 - 1996年27号 |
そして2022年12月、スラムダンクは映画「THE FIRST SLAM DUNK」で再び私たちの前に姿を現しました。
原作の最終決戦を新たな視点で描いた本作は、往年のファンのみならず、若い世代も巻き込み大ヒット! スラムダンクブームは、今まさに再燃の時を迎えていると言えるでしょう。
社会現象を巻き起こしたスラムダンク
1990年から週刊少年ジャンプで連載が開始されたバスケットボール漫画「SLAM DUNK」。連載終了から20年以上経った今でも色褪せない人気を誇り、幅広い世代から愛されています。
作品 |
作者 |
連載期間 |
---|---|---|
SLAM DUNK |
井上雄彦 |
1990年~1996年 |
連載当時、バスケットボール部に入部する人が急増するなど、社会現象と言えるほどのブームを巻き起こしました。
漫画の累計発行部数は1億7000万部を超え、アニメ化もされ爆発的なヒットを記録しました。
映画「THE FIRST SLAM DUNK」の大ヒット
2022年12月に公開された映画「THE FIRST SLAM DUNK」は、公開直後から大きな話題となり、興行収入100億円を超える大ヒットを記録しました。
項目 |
内容 |
---|---|
公開日 |
2022年12月3日 |
興行収入 |
138億円(2023年5月時点) |
動員数 |
926万人(2023年5月時点) |
映画のストーリーは原作でも人気の高い山王工業高校との試合が描かれ、テレビアニメ版とは異なる視点で描かれたストーリーや、最新の映像技術を駆使した迫力満点の試合シーンなどが、往年のファンのみならず、若い世代からも高い評価を得ました。
2.TVアニメ版OP主題歌:誰もが一度は聴いた名曲たち!
TVアニメ版のスラムダンクといえば、誰もが一度は耳にしたことがあるであろう名曲揃いのOP主題歌も魅力の一つです。
曲名 |
アーティスト |
放送期間 |
---|---|---|
君が好きだと叫びたい |
BAAD |
1993年10月~1994年9月 |
ぜったいに 誰も |
ZYYG |
1994年9月~1995年3月 |
(1)「君が好きだと叫びたい」BAAD
バスケに青春をかける湘北メンバーの姿と、力強い歌声がマッチした、まさにスラムダンクの代名詞ともいえる楽曲です。
疾走感溢れるメロディーと、ストレートな歌詞が聴く人の心を掴みます。
BAADは、1992年に結成された4人組ロックバンドです。スラムダンクの主題歌を担当したことで、一躍人気バンドとなりました。
試合開始前の緊張感や、試合に臨む選手たちの熱い想いが表現された歌詞は、アニメのオープニング映像と相まって、多くのファンに愛されています。
(2)「ぜったいに 誰も」ZYYG
力強いギターサウンドが印象的なこの曲は、諦めずに夢に向かって突き進む主人公・桜木花道の姿と重なり、多くのファンに勇気を与えました。
ZYYGは、1993年にデビューした4人組ロックバンドです。スラムダンクの主題歌のほか、数々のヒット曲を世に送り出しました。
試合中の逆転劇や、諦めずにボールを追いかける選手たちの姿とリンクする歌詞は、聴く人の心を熱くさせます。
これらのOP主題歌は、アニメのストーリー展開とリンクしており、物語をより一層盛り上げています。
(1)「君が好きだと叫びたい」BAAD
TVアニメ版『SLAM DUNK』のオープニングテーマとして第1話から第61話まで使用されたのが、BAADの「君が好きだと叫びたい」です。
疾走感溢れる曲調と、恋とバスケに情熱を燃やす歌詞が魅力です。
曲名 |
アーティスト |
発売年 |
---|---|---|
君が好きだと叫びたい |
BAAD |
1993年 |
BAADは、1992年に結成された日本のロックバンドです。「君が好きだと叫びたい」は彼らのデビューシングルであり、オリコンチャート最高4位を獲得する大ヒットを記録しました。
イントロのギターリフが流れ始めると同時に、アニメのオープニング映像が脳裏に蘇る人も多いのではないでしょうか。
桜木花道のダンクや流川楓のドリブルなど、名シーンの数々が曲と見事にマッチしています。
特に、試合前に円陣を組むシーンは、これから始まる熱い戦いを予感させ、多くのファンに愛されています。
「君が好きだと叫びたい」BAAD
BAADについて
BAADは、1992年に結成し、1993年にデビューした日本の4人組ロックバンドです。 「君が好きだと叫びたい」は、彼らのメジャーデビューシングルであり、オリコンチャート最高4位を記録する大ヒットとなりました。
メンバー |
パート |
備考 |
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山田恭二 |
ボーカル&ギター |
リーダー。作曲も担当 |
大田紳一郎 |
ギター |
メインコンポーザーとして活躍 |
小林修 |
ベース |
|
新井康徳 |
ドラム |
|
パワフルな楽曲と、山田恭二さんのハスキーボイスが魅力で、スラムダンクの主題歌以外にも、「愛したい愛せない」や「抱きしめたいもう一度」などのヒット曲を生み出しました。
1999年に惜しまれつつ解散しましたが、その音楽は今もなお多くの人々に愛されています。
(2)「ぜったいに 誰も」ZYYG
アーティスト |
ZYYG |
---|---|
活動期間 |
1993年~1999年 |
ジャンル |
J-POP |
代表曲 |
「君が欲しくてたまらない」など |
ZYYGの5枚目のシングルとしてリリースされた「ぜったいに 誰も」は、スラムダンクのOPテーマとしては2期目を飾った疾走感溢れるロックナンバーです。
諦めずに夢を追いかける力強い歌詞が、湘北メンバーの成長と重なり、多くのファンを魅了しました。ZYYGは、ボーカル高山征輝さんの透き通った高音と、ギター織田哲郎さんの卓越した楽曲センスが魅力のバンドです。
スラムダンク以外にも、TBS系『日立 世界・ふしぎ発見!』エンディングテーマなど、 numerousヒット曲を世に送り出しました。試合開始前の緊張感や、試合に臨む選手たちの決意を表現したようなアニメーションと、楽曲のメッセージが見事にマッチし、視聴者の心を掴みました。
アーティスト |
ZYYG |
---|---|
活動期間 |
1993年~1999年 |
ジャンル |
J-POP |
代表曲 |
「君が欲しくてたまらない」など |
ZYYGの4枚目のシングルとしてリリースされた「ぜったいに 誰も」は、スラムダンクのOPテーマとしては2期目を飾った疾走感溢れるロックナンバーです。
諦めずに夢を追いかける力強い歌詞が、湘北メンバーの成長と重なり、多くのファンを魅了しました。ZYYGは、ボーカル高山征輝さんの透き通った高音と、ギター織田哲郎さんの卓越した楽曲センスが魅力のバンドです。
スラムダンク以外にも、「勇者パース」のOPテーマ「LOVE GOES ON」など、 numerousヒット曲を世に送り出しました。試合開始前の緊張感や、試合に臨む選手たちの決意を表現したようなアニメーションと、楽曲のメッセージが見事にマッチし、視聴者の心を掴みました。
「ぜったいに 誰も」ZYYG
ZYYGについて
ZYYGは、1992年にメジャーデビューした日本のロックバンドです。 「ぜったいに 誰も」で第44回NHK紅白歌合戦に出場するなど、人気を博しました。 1999年に解散しましたが、2019年に再結成しています。
メンバー |
担当 |
---|---|
高山征輝 |
ボーカル・ギター |
後藤康二 |
ギター |
加藤直樹 |
ベース |
藤本健一 |
ドラムス |
パワフルな楽曲と、ボーカル高山さんのハイトーンボイスが特徴です。 「スラムダンク」の主題歌以外にも、サントリー生ビール「ダイナミック」やテレビ朝日系『超次元タイムボンバー』エンディングテーマなどCMソングやテレビなど数々の曲も担当しています。
3.TVアニメ版ED主題歌:試合後の余韻に浸る
試合の興奮冷めやらぬ中、エンディングテーマが流れ始めると、じんわりと感動がこみ上げてきます。
スラムダンクのEDテーマは、物語の余韻に浸りながら、登場人物たちの心情をより深く理解させてくれる楽曲ばかりです。
曲名 |
アーティスト |
特徴 |
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あなただけを見つめてる |
大黒摩季 |
力強い歌声が魅力の応援歌 |
世界が終わるまでは |
WANDS |
切ないメロディーが印象的なバラード |
煌めく瞬間に捕われて |
MANISH |
大人っぽい雰囲気の楽曲 |
マイ フレンド |
ZARD |
透明感のある歌声が響く名曲 |
これらの楽曲は、青春の甘酸っぱさや、仲間との絆、諦めないことの大切さを教えてくれます。
スラムダンクのアニメ本編と合わせて聴くことで、より一層楽曲の素晴らしさを感じることができるでしょう。
(1)「あなただけを見つめてる」大黒摩季
曲名 |
アーティスト |
放送期間 |
---|---|---|
あなただけを見つめてる |
大黒摩季 |
1994年~1995年 |
第1話から第24話までのエンディングテーマとして使用されたこの曲は、大黒摩季さんの6枚目のシングルとしてリリースされました。
切ないメロディーラインと力強い歌声が特徴的な楽曲で、その世界観はスラムダンクの試合後の余韻にもぴったりです。
大黒摩季さんは、1992年に「STOP MOTION」でデビュー。「DA・KA・RA」「夏が来る」「ら・ら・ら」など数々のヒット曲を生み出し、1990年代を代表するアーティストとして人気を博しました。
歌詞では、好きな人のことを一途に想い続ける気持ちが表現されています。特に、試合に負けて落ち込んでいるときに、この曲を聴いた人も多いのではないでしょうか。
諦めずに努力することの大切さや、誰かを支えることの素晴らしさを教えてくれる名曲です。
「あなただけを見つめてる」大黒摩季
大黒摩季について
大黒摩季さんは、1990年代にデビューし、数々のヒット曲を生み出した女性シンガーソングライターです。
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---|---|
デビュー |
1992年 |
代表曲 |
「DA・KA・RA」「夏が来る」「ら・ら・ら」など |
パワフルな歌声と、恋愛の喜びや悲しみをストレートに表現した歌詞が特徴です。
「スラムダンク」のエンディングテーマ「あなただけを見つめてる」は、ミリオンセラーを記録する大ヒットとなり、大黒さんの代表曲の一つとなっています。
力強いながらも繊細な歌声は、多くの人の心を掴み、その後の楽曲も多くのドラマやCMに起用されています。
(2)「世界が終わるまでは」WANDS
曲名 |
世界が終わるまでは |
---|---|
アーティスト |
WANDS |
放送期間 |
1995年1月7日 - 1996年3月23日 |
使用箇所 |
エンディングテーマ |
作詞 |
上杉昇 |
作曲 |
織田哲郎 |
編曲 |
葉山たけし |
イントロの力強いギターサウンドが印象的な「世界が終わるまでは」は、WANDSの8枚目のシングルとしてリリースされました。
諦めずに戦い続ける湘北メンバーの姿とリンクする歌詞が、多くのファンに支持されています。特に、試合終了のブザーが鳴るシーンで使用された際には、その後の余韻をより一層深くしていました。
WANDSは、1991年に結成された日本のロックバンドです。力強いボーカルとメロディアスな楽曲で人気を集め、「もっと強く抱きしめたい」「時の扉」など、数々のヒット曲を世に送り出しました。
「世界が終わるまでは」WANDS
WANDSについて
WANDSは、1991年に結成された日本の3人組ロックバンドです。 「世界が終わるまでは」で初めてアニメのタイアップを担当しました。
楽曲を複数手掛け、バンドの代表曲となっています。
1997年に活動休止を発表しましたが、メンバーチェンジを経て2019年に活動再開しました。
現在も精力的に活動しており、幅広い世代から支持されています。
(3)「煌めく瞬間に捕われて」MANISH
曲名 |
アーティスト |
放送期間 |
---|---|---|
煌めく瞬間に捕われて |
MANISH |
1995年 |
1995年から使われた3曲目のエンディングテーマは、MANISHの「煌めく瞬間に捕われて」です。
疾走感のあるメロディーラインと、恋する女の子の気持ちをストレートに表現した歌詞が印象的な楽曲です。
MANISHは、1992年にデビューしたビーイング系のロックバンドです。
パワフルなボーカルと、ハードなギターサウンドが特徴で、多くのヒット曲を世に送り出しました。
この曲は、試合後のインターハイ予選敗退のシーンなど、印象的な場面で使用されています。
特に、流川が安西先生に全国制覇を誓うシーンは、多くのファンの心を揺さぶりました。
MANISHの力強い歌声が、諦めずに夢に向かって進もうとする登場人物たちの心情と重なり、感動をより一層引き立てています。
「煌めく瞬間に捕われて」MANISH
MANISHについて
MANISHは、1992年にデビューした日本の音楽ユニットです。
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デビュー |
1992年 |
メンバー |
高橋美鈴(ボーカル)、西本麻里(キーボード) |
ジャンル |
J-POP、ロック |
活動期間 |
1992年 - 1996年 |
レーベル |
ポリドール |
事務所 |
スターダストプロモーション |
代表曲 |
「恋人と呼べないDistance」「煌めく瞬間に捕われて」 |
概要 |
力強いボーカルと繊細ななキーボードが特徴のユニット。数々のヒット曲を生み出し、人気を博しました。 |
(4)「マイ フレンド」ZARD
楽曲タイトル |
マイ フレンド |
---|---|
アーティスト |
ZARD |
放送期間 |
1995年7月~1996年3月 |
ZARDの17枚目のシングルとしてリリースされた「マイ フレンド」は、スラムダンクの物語が終盤に近づく中で、静かに、そして力強く流れるEDテーマです。
特徴 |
説明 |
---|---|
友情の応援歌 |
単なる恋愛ソングではなく、仲間を信じ、夢に向かって努力することの大切さを歌っています。 |
切なさ |
ZARDのボーカル・坂井泉水の透き通るような歌声が、どこか切なさを感じさせます。 |
「マイ フレンド」は、ZARDの17作目のシングル。テレビアニメ『SLAM DUNK』の最終クールエンディングテーマであり、ZARDは本作で3度目のミリオンセラーを達成しました。
「マイ フレンド」ZARD
ZARDについて
ZARDは、1991年にデビューした日本の音楽ユニットです。 ボーカルの坂井泉水さんを中心に活動し、数々のヒット曲を世に送り出してきました。
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---|---|
デビュー |
1991年 |
ジャンル |
J-POP、ロック |
代表曲 |
「負けないで」「揺れる想い」「マイ フレンド」 |
透き通る坂井さんの歌声と、共感を呼ぶ歌詞が多くのファンを魅了しました。
「負けないで」など、応援ソングのイメージが強いZARDですが、「マイ フレンド」のような切ないバラードも高く評価されています。
現在も幅広い世代から支持を集めている、まさにレジェンドと言えるでしょう。
映画「THE FIRST SLAM DUNK」主題歌
2022年公開の映画「THE FIRST SLAM DUNK」でも、オープニングテーマ、エンディングテーマともに話題になりました。
(1) OPテーマ「LOVE ROCKETS」The Birthday
項目 |
内容 |
---|---|
アーティスト |
The Birthday |
作詞 |
チバユウスケ |
作曲 |
The Birthday |
疾走感あふれるロックサウンドが印象的なこの曲は、The Birthdayらしい骨太なサウンドと、チバユウスケさんのハスキーボイスが映画の世界観と見事にマッチしています。
試合開始前の高揚感を高めてくれるような楽曲です。
(2) EDテーマ「第ゼロ感」10-FEET
項目 |
内容 |
---|---|
アーティスト |
10-FEET |
作詞 |
TAKUMI |
作曲 |
10-FEET |
映画のラストに流れるこの曲は、10-FEETらしい疾走感あふれるメロディーラインと、熱いメッセージが込められた歌詞が、観終わった後の高揚感と感動をさらに増幅させてくれます。
映画のテーマである「挑戦」や「成長」を感じさせる歌詞にも注目です。
(1)OPテーマ「LOVE ROCKETS」The Birthday
映画「THE FIRST SLAM DUNK」のOPテーマを飾ったのは、The Birthdayの「LOVE ROCKETS」です。
疾走感あふれるメロディーと、Vo.チバユウスケの力強くも繊細な歌声が、観る者の心を鷲掴みにします。
楽曲名 |
アーティスト名 |
発売日 |
---|---|---|
LOVE ROCKETS |
The Birthday |
2022年12月7日 |
歌詞からは、夢に向かって突き進む力強さや葛藤、そしてバスケットボールへの熱い想いが感じられます。
特に、試合開始を予感させる高揚感と、映画のストーリーが見事にリンクする構成は鳥肌ものです。
The Birthdayは、日本のオルタナティブロックシーンを牽引するバンドの一つです。
Vo.チバユウスケのカリスマ性と、圧倒的なライブパフォーマンスで多くのファンを魅了しています。
力強く骨太なサウンドと、映画の世界観が見事に融合した「LOVE ROCKETS」は、スラムダンクの新章にふさわしいオープニングテーマと言えるでしょう。
「LOVE ROCKETS」The Birthday
The Birthdayについて
The Birthdayは、2005年に結成された日本のロックバンドです。
項目 |
内容 |
---|---|
ボーカル |
チバユウスケ |
ギター |
フジイケンジ |
ベース |
ヒライハルキ |
ドラム |
クハラカズユキ |
代表曲は、「アリシア」「青空」など、骨太なロックサウンドと文学的な歌詞が特徴です。
「LOVE ROCKETS」は、映画「THE FIRST SLAM DUNK」のために書き下ろされた楽曲で、疾走感あふれるサウンドとチバユウスケの力強い歌声が、本作の世界観と見事にマッチしています。
(2)EDテーマ「第ゼロ感」10-FEET
映画のエンディングで流れる「第ゼロ感」は、10-FEETが手掛けた楽曲です。
疾走感あふれるメロディーと、諦めずに走り続けることの大切さを歌った歌詞が、湘北メンバーの姿と重なり感動を呼び起こします。
楽曲名 |
アーティスト |
発売日 |
---|---|---|
第ゼロ感 |
10-FEET |
2022年12月 |
10-FEETは、京都出身の3ピースロックバンドです。メッセージ性の強い歌詞と、圧倒的なライブパフォーマンスで人気を集めています。
彼らが奏でる音楽は、聴く人の背中を押してくれるような力強さに満ち溢れています。
「第ゼロ感」の歌詞にも、挑戦することの大切さ、そして仲間と歩むことの素晴らしさが込められており、映画を観終わった後も、そのメッセージが心に残り続けます。
「第ゼロ感」10-FEET
5.まとめ:スラムダンクの音楽は色褪せない!
TVアニメ版の放送から時が経った今でも、スラムダンクの楽曲は多くの人々に愛され続けています。
楽曲名 |
アーティスト |
特徴 |
---|---|---|
君が好きだと叫びたい |
BAAD |
スピーディーで疾走感あふれる、まさに青春を象徴するような楽曲 |
ぜったいに 誰も |
ZYYG |
力強いボーカルとアップテンポなメロディーが印象的な楽曲 |
あなただけを見つめてる |
大黒摩季 |
切ない歌詞と力強い歌声が魅力のバラード |
世界が終わるまでは |
WANDS |
それでも前へ進む強さを歌った応援歌 |
煌めく瞬間に捕われて |
MANISH |
バスケットボールへの情熱を歌った、爽やかで力強い楽曲 |
マイ フレンド |
ZARD |
Freundschaft(友情)を歌い上げた、スラムダンクを代表する名曲の一つ |
LOVE ROCKETS |
The Birthday |
映画の世界観を表現した、疾走感あふれるロックナンバー |
第ゼロ感 |
10-FEET |
静と動の対比が印象的な、映画の余韻を彩る楽曲 |
これらの名曲たちは、スラムダンクのアニメ映像と見事に融合し、作品の魅力を何倍にも高めています。
試合の興奮や感動、そして登場人物たちの心情を鮮やかに蘇らせてくれるスラムダンクの音楽は、まさに時代を超えて愛される名曲揃いと言えるでしょう。
アニメと音楽の素晴らしい融合
スラムダンクのアニメは、単に漫画を映像化しただけではありません。
オープニングやエンディングテーマ、そして劇中で使用される音楽が、物語、そして登場人物たちの心情をより鮮やかに描き出しています。
要素 |
効果 |
---|---|
オープニングテーマ |
作品の世界観へ視聴者を誘い込み、期待感を高める。 |
エンディングテーマ |
観終わった後の余韻に浸らせ、物語をより深く心に刻む。 |
劇中歌 |
試合展開や登場人物の心情とシンクロし、感情移入を促す。 |
試合中の緊迫感、勝利の喜び、敗北の悔しさ、そして諦めない心を、音楽は私たちに体感させてくれます。
その結果、アニメと音楽は互いに高め合い、スラムダンクを不朽の名作へと押し上げました。
今改めて聴きたいスラムダンクの名曲たち
TVアニメ版の放送から約30年が経ちますが、スラムダンクの音楽は色褪せることなく、今なお多くの人々に愛されています。
バスケットボールに青春をかける高校生たちの姿と、その心情を見事に表現した歌詞は、聴く人の心を強く揺さぶります
曲名 |
アーティスト |
概要 |
---|---|---|
君が好きだと叫びたい |
BAAD |
スラムダンクの代名詞ともいえるオープニングテーマ。疾走感と情熱が溢れる名曲です。 |
ぜったいに 誰も |
ZYYG |
チームの結束力と勝利への執念を歌い上げた、力強い楽曲です。 |
あなただけを見つめてる |
大黒摩季 |
流川への切ない想いを歌ったバラード。多くのファンに愛されています。 |
世界が終わるまでは |
WANDS |
三井寿の辛い過去とバスケへの熱い想いが表現された名曲。 |
煌めく瞬間に捕われて |
MANISH |
夢に向かって努力する姿を描いた歌詞が印象的です。 |
マイ フレンド |
ZARD |
卒業後の未来を描いた歌詞が、スラムダンクの最終回を彩りました。 |
LOVE ROCKETS |
The Birthday |
映画のオープニングを飾る、疾走感と高揚感に満ちた楽曲です。 |
第ゼロ感 |
10-FEET |
映画のエンディングテーマ。試合の緊張感と感動が蘇るような、壮大なバラードです。 |
これらの名曲たちは、スラムダンクの世界観をさらに深く、豊かに彩り、作品の魅力を何倍にも高めています。
今改めて聴き直すと、当時の熱い気持ちが蘇ってくるのではないでしょうか。