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【とび森】公共事業大百科|全種類一覧からリクエストの裏技まで完全解説

目次

【とび森】公共事業のすべてがわかる!増やし方・全種類一覧・おすすめを完全ガイド

『とびだせ どうぶつの森』で村長になったあなたへ。

自分だけの村づくりに欠かせない要素、それが「公共事業」です。

公共事業を使いこなせば、村の利便性を高めたり、景観を自分好みにデザインしたりと、村での生活がもっと豊かで楽しいものになります。

しかし、いざ始めようとすると「どうやって事業を増やすの?」「どんな種類があるの?」「住民から頼まれない…」といった疑問や悩みにぶつかることもあるでしょう。

この記事では、そんな村長さんのために、公共事業の基本から全種類の一覧、住民からリクエストを引き出すコツ、おすすめの事業まで、あらゆる情報を徹底的に解説します。

公共事業は、あなたの個性を村に反映させるための最高の手段です。

この一記事で公共事業のすべてをマスターし、あなただけの理想の村を完成させましょう。

 

そもそも『とび森』の公共事業とは?村づくりのキホン

まずは、村づくりの要となる公共事業の基本的な仕組みについて理解を深めていきましょう。

何ができて、どうやって始めるのか、その基礎知識を解説します。

このセクションを読むだけで、公共事業の全体像が掴めるはずです。

 

公共事業で何ができる?村がどう変わるのか解説

公共事業とは、村長が村の好きな場所に様々な施設や設備を建設できるシステムのことです。

例えば、住民たちが集うベンチや、夜道を照らす街灯、村のシンボルになる時計や噴水などを自由に設置できます。

それだけでなく、川に新しい橋を架けて移動しやすくしたり、マスターのいる「カフェ」や落とし物が届く「交番」といった特別な施設を開業させたりすることも公共事業の一環です。

これらを計画的に配置することで、村の景観を美しく整え、住民たちの生活を豊かにすることが可能になります。

さらに、公共事業は村の環境評価における「生活ポイント」を上昇させるために不可欠な要素でもあります。

逆に「ゴミ箱」「石油くっさくき」のように、環境評価を下げるものもあるため、何を建てるかが村の評価にも直結します。

まさに、村長としての腕の見せ所と言えるでしょう。

 

公共事業を始められるようになる条件は?

公共事業は、村長になればすぐに始められるわけではありません。

いくつかのステップを踏む必要があります。

まず、しずえの「暮らしのアドバイス」を受けながら村での生活に慣れていきましょう。

具体的な解禁条件は、たぬきちハウジングで自宅の頭金である10,000ベルを支払い、マイホームをテントから家にすることです。

その後、住民からの支持率を100%にする必要があります。

支持率は、住民に話しかけたり、手紙を書いたり、頼み事を解決したりすることで上がっていきます。

早い人なら1日、ゆっくり進めても1週間ほどで達成できるでしょう。

支持率が100%に達すると、しずえから村長として正式に認められ、役場の奥にある村長の椅子に座って公共事業の仕事を開始できるようになります。

 

事業の提案(リクエスト)から完成までの流れ

公共事業を一つ完成させるまでの手順は、明確な流れに沿って進みます。

まず、役場の奥にある村長の椅子に座り、「公共事業」の項目を選びます。

すると、現在建設可能な事業の一覧が表示されるので、その中から作りたいものを選択してください。

次に、秘書のしずえを連れて村へ行き、事業を建設したい場所を決めます。

設置したい場所に立ってしずえに話しかけ、「ここに決めた!」を選ぶと、その場所に建設予定地を示すロープの囲いが作られ、募金を集めるハニワくんが登場します。

この時点で、元々その場所にあった木や花は撤去されるので注意しましょう。

募金は村長自身はもちろん、通信で遊びに来た他のプレイヤーも協力できます。また、村の住民たちも毎日少しずつ(1日300〜400ベル程度)寄付してくれますが、全額が集まることはないため、最後は必ずプレイヤーが支払う必要があります。

目標金額の全額をハニワくんに寄付し終えると、その翌日には事業が見事完成しています。

完成後初めて役場の椅子に座ると、しずえから完成記念式典への出席を頼まれますが、これは任意参加で問題ありません。

 

公共事業の全種類デザイン一覧

『とびだせ どうぶつの森』には、非常に多くの公共事業が存在します。

ここでは、どのようなものが作れるのか、テーマや種類に分けてその全貌をご紹介します。

あなたの村のコンセプトに合うものを探してみてください。

 

橋の種類と数

村の川には、最大で3本まで橋を架けることができます。

景観だけでなく利便性にも直結する重要な事業です。

最初から作れるのは128,000ベルの「石づくりの橋」「つり橋」です。

その後、住民からの提案で、224,000ベルの「レンガの橋」「モダンな橋」、そして298,000ベルの「和風な橋」「メルヘンな橋」といった、よりデザイン性の高い橋も建設可能になります。

村の雰囲気に合わせて選びましょう。

ただし、すでに3本の橋が架かっていると、住民から新しい橋の提案は来ないので注意が必要です。

新しいデザインの橋が欲しい場合は、一度既存の橋を撤去して2本以下の状態にする必要があります。

 

ベンチ・街灯・時計などの基本的な設備

村の景観づくりの基本となるのが、ベンチや街灯、時計といった設備です。

これらは比較的安価なものが多く、気軽に設置できるのが魅力です。

それぞれに30,000ベルの「公園のベンチ」のようなシンプルなものから、「モダンなベンチ」「和風なベンチ」(各52,800ベル)といったテーマ性のあるものまで、多彩なデザインが用意されています。

街灯や時計も同様に、レトロ、メルヘン、和風、モダンなど様々なスタイルがあります。

これらを統一感をもって配置するだけで、村全体の雰囲気を大きく変えることができます。

 

メルヘン・かわいい系のデザイン一覧

まるでおとぎ話の世界のような、かわいらしい村を作りたい方にはメルヘン系の公共事業がおすすめです。

アタイ系やわたし系の住民から提案されることが多いです。

「メルヘンな橋」(298,000ベル)や「メルヘンなベンチ」(52,800ベル)はもちろん、87,000ベルの「フラワーアーチ」や、夜になるとピンク色に光る136,000ベルの「ハートなイルミネーション」などを組み合わせることで、夢見るようなファンシーな景観を演出できます。

「イルミネーションなタワー」「イルミネーションな時計」も、夜の村を幻想的に彩ってくれるでしょう。

 

和風・温泉・モダンなどのテーマ別デザイン一覧

特定のテーマで村全体をコーディネートするのも村づくりの醍醐味です。

コワイ系の住民が得意な和風テーマでは、「和風な橋」(298,000ベル)や86,000ベルの「つりがね」、148,000ベルの「かれさんすい」を置けば、趣のある日本庭園風のエリアが完成します。また、オトナ系の住民が提案してくれる98,000ベルの「温泉」は、住民がくつろぐ姿が見られる人気の事業です。

都会的な雰囲気を出したいなら、「モダンなベンチ」「モダンな外灯」などを揃えると良いでしょう。

テーマに沿った事業を選ぶことで、より個性的で魅力的な村を作り上げることが可能です。

 

カフェ・交番・キャンプ場など特別な施設

公共事業の中には、村に新たな機能をもたらす特別な施設もあります。

博物館に50点以上寄贈し、2階が増築された後にフータから頼まれる「カフェ」(298,000ベル)や、住民から提案される「交番」(264,000ベル)、他の村からどうぶつが遊びに来る「キャンプ場」(59,800ベル)などがその代表例です。

他にも、ネットに接続していると提案される「夢見の館」や、ハッケミィに20回占ってもらうと建てられる「占いの館」など、特定の条件を満たすことで建設可能になる施設が多数存在します。

これらの施設の多くは一度設置すると撤去できないため、場所選びは慎重に行いましょう。

 

マイデザインも使える看板・顔出し看板

村の個性をさらに際立たせるアイテムとして、40,000ベルの「マイデザイン看板」と50,000ベルの「顔出し看板」があります。

これらは、自分で描いたマイデザインを看板として飾ることができる公共事業です。

村の案内図を作って訪問者に分かりやすくしたり、キャラクターの絵を描いて記念撮影スポットを作ったりと、アイデア次第で様々な使い方ができます。

フレンドが遊びに来た時に楽しんでもらえるような、ユニークな看板を設置してみてはいかがでしょうか。

 

公共事業の増やし方|住民からリクエストされる条件とコツ

作りたい公共事業があっても、住民から提案されないことにはリストに追加されません。

ここでは、どうすれば効率よく事業を増やすせるのか、その条件と具体的なコツを解説します。

 

住民の性格タイプ別にリクエストされる事業まとめ

公共事業のほとんどは、住民との会話中に「ピコン!」というひらめきと共に提案されることで、建設可能なリストに追加されます。

重要なのは、提案される事業が住民の性格タイプによって決まっているという点です。

『とび森』の住民には、男の子「ハキハキ系」「ぼんやり系」「コワイ系」「キザ系」女の子「元気系(アタイ系)」「ふつう系(わたし系)」「オトナ系」「アネキ系」という合計8つの性格があり、それぞれが異なる事業を提案してくれます。

例えば、「ぼんやり系」の住民は「タイヤの遊具」「ハンモック」といったのんびりした事業を、一方で「コワイ系」の住民は「和風な橋」「石油くっさくき」といった独特な事業を提案してくる傾向があります。

欲しい事業があるなら、それを提案してくれる性格の住民と仲良くなるのが一番の近道です。

 

なぜ?住民から公共事業を頼まれないときの原因と対処法

なかなか住民から公共事業を頼まれずに悩んでいる場合、いくつかの原因が考えられます。

まず、公共事業の提案をしてくれるのは村長だけなので、サブキャラでプレイしていてもリクエストは発生しません。また、釣り大会や虫とり大会など、しずえが広場にいるイベントの開催時間中は提案が来ません。

住民との親密度が低いと会話の機会自体が減るため、提案もされにくくなります。

日頃から積極的に住民に話しかけ、手紙を出したりプレゼントを渡したりして、仲良くなっておくことがリクエストを受けるための基本です。

さらに、持ち物がいっぱいだとアイテムの売買や交換の会話が優先されてしまうため、公共事業の提案を受けたい時は、持ち物欄を空けておくと良いでしょう。

 

「海ピコ」って何?リクエスト確率を上げる裏技のやり方

住民からの提案(ピコン!)を効率的に引き出すための裏技として、「海ピコ」と呼ばれる方法が知られています。

やり方は簡単で、まず海に10分ほど入ってから陸に上がり、住民の視界に入るように移動するだけです。

ゲームの仕様上、プレイヤーが長時間画面外にいると、住民が駆け寄ってきて話しかけてくれる確率が上がります。

この習性を利用して、意図的に「ピコン!」を誘発するのが海ピコの仕組みです。

持ち物をすべて道具や花などで埋めておき、住民が欲しがる家具や服、高額なベルを持たない状態で行うと、アイテムに関する会話が発生しなくなるため、公共事業の提案である可能性がさらに高まります。

 

特定の事業を狙ってリクエストしてもらうことは可能?

特定の公共事業をピンポイントでリクエストしてもらう確実な方法はありません。

しかし、その確率を高めることは可能です。

最も重要なのは、お目当ての事業を提案してくれる性格タイプの住民と親しくなることです。

村にその性格の住民がいない場合は、残念ながらその住民が提案する事業は増やせません。また、あるプレイヤーの検証によると、役場でしずえと公共事業の場所決めの相談をした後(実際に建てずにキャンセルしても良い)は、住民からリクエストの「ピコン!」が発生しやすくなるという報告もあります。

様々な種類の公共事業をアンロックしたいのであれば、村に多様な性格の住民が暮らしている状態を保ち、全員と満遍なく交流することが、理想の村への一番の近道となります。

 

村づくりで迷ったらコレ!おすすめ公共事業と作る優先順位

数多くの公共事業の中から、何から手をつければ良いか迷ってしまう村長さんも多いでしょう。

ここでは、村づくりの目的別に、おすすめの公共事業と設置の優先順位をご紹介します。

 

最優先で作りたい!利便性が格段にアップする公共事業

村での生活を快適にしたいなら、まずは利便性を向上させる公共事業から設置するのがおすすめです。

特に「橋」は最優先で検討すべき事業です。

川の対岸へスムーズに移動できるようになるだけで、日々の活動効率が劇的に改善されます。

特に自宅と船着き場や駅を結ぶ動線上に架けると、その効果を大きく実感できるでしょう。また、住民から提案されれば「交番」を建てるのも良いでしょう。

クラシックとモダンの2種類があり、村の落とし物が届けられるため、アイテムの紛失を防ぐのに役立ちます。

おまわりさんの性格も違うので、好みで選ぶと愛着が湧きます。

 

村の景観がおしゃれになる!見栄え重視のおすすめ事業

村の見た目にこだわりたい場合は、シンボルとなるような見栄えのする公共事業がおすすめです。

99,800ベルの壮大な「ふんすい」を村の中央に設置したり、環境がサイコーになった時にしずえから提案される美しい「花時計」を作ったりするだけで、村の印象は一気に華やかになります。

夜にはライトアップされる372,000ベルの「灯台」や、「イルミネーションなタワー」(128,000ベル)などの事業も、ロマンチックな雰囲気を演出してくれるでしょう。

これらの事業は村の「生活ポイント」を大きく上げる効果もあり、環境評価にも良い影響を与えます。

 

住民との交流がもっと楽しくなる公共事業

住民たちが生き生きと暮らす村を作りたいなら、彼らが利用できる公共事業を増やしてあげましょう。

様々なデザインの「ベンチ」を設置すれば、住民たちが座って休憩したり、隣に座って一緒に会話を楽しんだりする、心温まる光景を見ることができます。

「キャンプ場」を作ると、他の村からどうぶつがテントを張って遊びに来てくれるようになり、自分の村に勧誘できるなど、新たな出会いのきっかけにもなります。

「キャンプファイア」「ハンモック」なども、住民が利用してくれる可愛らしい事業です。

 

作る前に要検討?設置場所に注意したい公共事業

公共事業の中には、一度設置すると二度と撤去できないものが存在します。

「カフェ」「交番」「キャンプ場」「夢見の館」「占いの館」「リセット監視センター」などがこれにあたります。

これらの事業は村に大きな影響を与えるため、どこに設置するかは後悔のないようにじっくりと考えましょう。また、建造物同士が近すぎると設置できないというルールもあります。

例えば、撤去不可の「キャンプ場」を建てた後で、その隣に橋を架けようとしても「近すぎて建てられません」と言われて計画が頓挫してしまうケースもあります。

将来的な村のレイアウトを大まかにでも考えながら、計画的に進めることが重要です。

 

公共事業の設置・中止(撤去)に関するよくある質問

ここでは、公共事業の管理について、多くの村長さんが抱きがちな疑問にお答えしていきます。

設置数の上限や、撤去の方法など、知っておくと便利な情報です。

 

公共事業はいくつまで設置できる?上限数を解説

村に設置できる公共事業の数には上限があり、最大で30個までとなっています。

この30個という上限は、ベンチや街灯など、撤去が可能な事業のみでカウントされます。

「カフェ」「交番」「キャンプ場」といった一度建てると撤去ができない特別な施設は、この上限数には含まれません。

もし公共事業のリストを開いたときに役場の改築など一部の項目しか表示されなくなってしまったら、それは設置数が上限に達しているサインです。

何か一つ、撤去可能な事業を取り壊せば、再びリストは元通りに表示されるようになります。

 

一度作った公共事業を中止・撤去する方法と費用は?

建設の途中であれば、役場の村長の椅子から事業を「中止」することができます。

募金が思うように集まらない時などに有効です。ただし、その時点までに寄付されていたベルは戻ってこないので注意してください。

完成した事業をなくしたい場合は、「撤去」を選ぶことになります。撤去には建設費用の10分の1の費用がかかり、事業が完全になくなるのは翌日です。

中止や撤去を行うと、その日は他の公共事業関連の仕事(新たな設置や別の事業の撤去など)が一切できなくなる点も覚えておきましょう。

裏技として、新しくプレイヤーキャラを作り、その家を撤去したい事業の場所に建てようとすると、たぬきちが無料で撤去してくれます。

 

公共事業の建設場所がかぶってしまったらどうなる?

公共事業を設置する際には、建造物そのもののスペースに加えて、周囲に最低1マス以上の空き地が必要です。

この目に見えないバッファゾーンが、他の建造物やそのバッファゾーンと重なってしまう場合、しずえに「近すぎます」と指摘され、設置することができません。

つまり、事業と事業を隣接させてぴったりくっつけて建てることは不可能です。

特に橋を架ける際は、両岸に十分なスペースがないと建設できないため注意が必要です。

設置場所を決める際は、他の施設との距離感を十分に考慮する必要があります。

 

公共事業をマスターしてあなただけの理想の村を作ろう!

ここまで、『とびだせ どうぶつの森』の公共事業について、その基本から応用まで詳しく解説してきました。

公共事業は、あなたの村を世界に一つだけの特別な場所にするための、最もパワフルなツールです。

最初は戸惑うこともあるかもしれませんが、住民たちとの交流を楽しみながら根気よく提案を集め、計画的に事業を進めていくことで、あなたの思い描く理想の村が少しずつ形になっていくでしょう。

この記事で得た知識が、あなたの村長ライフをより豊かにするための一助となれば幸いです。

ぜひ、素晴らしい村づくりに挑戦してみてください。

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